横浜DeNAベイスターズが独自コイン発行へーーギフティと共同で検討開始、企業連携プログラム1号案件

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横浜DeNAベイスターズは5月28日、スポーツ産業における新規事業創出を目的としたプログラム「BAYSTARS Sports Accelerator」の第1期参加企業にギフティを選定したことを発表した。両社は今後、地域経済活性化を目指した電子地域通貨サービス提供を検討する。

第1期プログラムではスポーツの観戦体験やファン層拡大、スポンサー企業への提供価値、物販・飲食、スポーツ技術、新規スポーツ分野の6テーマで募集を実施し、2018年1月までに52件の応募を集めた。より具体的な共同事業が見込めるという点で最終的にギフティが選定されるに至った。

今後、ギフティは横浜DeNAベイスターズが保有するデータやネットワークを活用し、新規事業の開発に協力する。また、検討されている地域通貨「BAYSTARS coin(仮称)」はギフティが既に開発・提供している「Welcome!STAMP」をベースにする予定。

広報に確認したところ、横浜DeNAベイスターズでは「CLUB BAYSTARS」というチーム応援コミュニティを組織しており、関内・横浜エリアで200店舗横浜エリアで約700店舗(※)ほどが参加している。現在検討されている地域通貨はここを起点に展開を予定しており、具体的なメリット等については今後の検討課題という説明だった。

また、地域通貨で話題にあがる暗号通貨の取り組みについては、「現時点で検討してない(同社広報)」という回答だったが、「暗号通貨が当該事業の成長・発展のため、地域社会への貢献がより大きくスピーディに実現するために必要であれば」検討をすると含みを残している。

※修正補足:記事初出時に「CLUB BAYSTARS」に参加する店舗数を関内・横浜エリアで200店舗としていましたが、正しくは「横浜エリアで約700店舗」となります。修正して補足させていただきます。

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