IoTデバイス向けBLEルータを開発する福岡のBraveridge、ジャフコから5億円を資金調達

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Braveridge のプロダクト
Image credit: Braveridge

福岡に拠点を置く Braveridge は23日、ジャフコ(東証:8595)から5億円を調達したと発表した。同社は、IoT デバイス向けに LPWA や LTE などと接続できる BLE ルータを開発。今回の調達を受けて、デバイス開発やサービス提供を加速するとしている。

Braveridge は、独自に低コスト・低消費電力・長距離通信(1km まで)が可能な BT5.0-LongRange モジュールを開発。BLE 端末が取得したデータを BLE ルータに集約し、LTE 網や LPWA 網経由でインターネットを介してアップロードすることができる。LTE 網接続用の BLE ルータは、2年間契約で15,000円(月額料不要)で提供予定。

Braveridge は、福岡県糸島市で LoRaWAN ネットワーク(市内20箇所にゲートウェイを設置)の設置とデバイスの開発製造を行い、見守り・水位管理・バス管理など公共サービスの PoC を実施していることでも知られる。今年秋には BLE&ZigBee ルータへのアップデートも計画しており、ZigBee 機器のインターネット接続にも対応する予定だ。

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