法人向けに人工知能を活用したスマート検索導入を支援するLucidworks、5000万ドルを新たに調達

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上: Lucidworks Fusion

企業がスマートな検索ベースのアプリケーションを開発できるよう、ビッグデータと人工知能を組み合わせるサービスを提供するLucidworksが、5000万ドルを調達した。

今回の資金調達ラウンドは、Top Tier Capital Partnersが主導し、Silver LakeのグロースキャピタルファンドであるSilver Lake Watermanも参加した。

2007年にカリフォルニアで創業したLucidworksは、ファイナンシャルサービスからeコマースに至るまで数多くのアプリケーションを対象に、企業向けに検索テクノロジーの設計と開発を提供している。

Lucidworks のプラットフォームは、企業が自社でゼロからシステムを開発することなしに、スマートな検索機能を自社プロダクトに導入し、AmazonやGoogleといった企業に対する競争力を高めることを目的にしている。

同社はこれまで約5900万ドルを調達していた。今回の新たな5000万ドルを使って、法人向けプロダクトを拡大し、「世界のトップ企業が、スマートなデータエクスペリエンスを市場にもたらすことを支援」する予定であると声明で書いている。

Lucidworksが提供するものは、オンラインの様々なシグナルから得たユーザーの意図を元に関連性の高い検索結果を示すというものだ。さらに、プロダクト推薦、スペルチェック、部分的なキーワードに基づく自動提案などといった検索機能の導入も簡単にし、特定のデバイスごとにカスタマイズもできる。

Redditとの提携

Lucidworksの最近の有名企業との提携例はRedditだ。Redditは昨年、新しい検索インフラを開発し、より関連性の高いコンテンツを提示すると発表した。「インターネットのフロントページ」として、RedditはLucidworksにとってはコンシューマ領域における重要な成功例だ。その他、クライアントにはUber、Staples、Qualcomm、Dellなどがいる。

Lucidworksのウィル・ヘイズCEOは、同社のテクノロジーが何年ものあいだ少々誤解されてきたと語る。

「業界は私たちのテクノロジーのカテゴリー分けをうまくできていませんでした。Lucidworksは、複雑なデータサイエンスをエンドユーザーにダイレクトに届けることで、実質的にあらゆる業界に影響を与える潜在力をもっています。

この潜在力の本当の力は、「法人向け検索」や「インサイトエンジン」や、現在業界で使われているワードで捉えることはできません。私たちは「スマートデータエクスペリエンス」というアイデアをベースに開発しているのです。これは人工知能や機械学習、ニューラルネットワークといったバズワードの先へと私たちを導くものです。

私たちはAIにおけるラストマイルの問題を解決したいのです。つまり、データサイエンスのPhDなしに、インサイトからもっとも恩恵を得られる可能性があるユーザーが、そうしたインサイトを発見できるようにするというものです」

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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