5月7日〜8日の2日間、東アフリカ・ルワンダの首都キガリで、4回目を迎える Transform Africa Summit 2018 が開催されている。このイベントを主催する Smart Africa には、IT 立国を目指すルワンダが音頭をとるアフリカ地域のスマート化を推進する組織で、サブサハラアフリカ(サハラ以南のアフリカ)を中心に21カ国が参加している。
Japan Pavilion への参加者に、アクセルスペースやインフォステラといった宇宙/衛星系のスタートアップが参加していたのは興味深い。これらのスタートアップと深く関係のある、東京大学の Intelligent Space Systems Laboratory も Smart Africa と協力関係を締結した。 Image credit: Masaru Ikeda
8日には、神戸情報大学院大学とアメリカのドローン開発大手 Swift Engineering が、ルワンダでジョイントベンチャー(JV)を創立することも明らかにされた。神戸情報大学院大学は kLab を拠点にプログラミング講座の提供をはじめ ICT エンジニアの養成を行っているが、今回の JV 設立を受けて、ドローンエンジニアの養成やドローンビジネスの推進まで、支援の幅を広げるようだ。
神戸情報大学院大学と Swift Engineering による、ルワンダでのドローン人材養成に関する JV 設立の発表 Image credit: Masaru Ikeda