
Facebookは13-17歳の米国のティーネイジャーの間で地位を失いつつある。5月31日にリリースされたPew Research Report によると、Snapchat、Instagram、YouTube の方が、世界で月間アクティブユーザーを20億以上もつFacebookよりも人気があるという。
調査に参加したティーンのうち、85パーセントがYouTubeを、72パーセントがInstagramを、69パーセントがSnapchatを、51パーセントがFacebookを利用していると回答した。
Facebookはティーンの間ではトップ3から外れてしまったものの、FacebookはInstagramの親会社だ。
Facebookを他のどのソーシャルメディアよりもよく使うと回答したティーネイジャーは10パーセントに過ぎなかった。
今回発表された数字は、前回Pewが実施した調査と比べると違いが際立っている。2015年は、Facebookはティーンの間でまだもっとも人気のあるメディアであり、13-17歳の71パーセントが利用していると、他のどのソーシャルネットワークよりも多い数だった。当時は、Facebook、Instagram、Snapchat、Twitterがティーネイジャーの中で人気のソーシャルメディアだった。
Pewによると、今回の調査は米国の13-17歳の743名のティーンを対象にしており、調査は3月7日から4月10日の間に実施された。
スマートフォンの浸透率も前回の調査から上昇している。今回の調査では、ティーンの95パーセントがスマートフォンを所有していると回答したが、前回の2015年の時はおよそ75パーセントだった。
45パーセントのティーンがほぼ頻繁にオンラインにいると回答したが、2015年はその数は24パーセントだった。
大量のデジタルコンテンツを消費しているのはティーンに限らない。30日に、Kleiner PerkinsのパートナーであるMary Meeker氏が発表したインターネットトレンドレポートによると、ソーシャルメディアに費やす平均時間は2012年の90分から2017年には135分へと増加したという。
成人が1日にデジタルメディアに費やす時間は、2008年の2.7時間から2017年の5.9時間へと増加した。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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