予約システム自動化の「Coubic(クービック)」を運営するクービックは6日、サービスの予約を受け付けているビジネスオーナーと、サービスを利用するユーザを繋ぐ会員向けモバイルアプリの提供を開始した。iOS と Android 向けに、それぞれ AppStore と Google Play からダウンロードできる。
このアプリでは、お出かけ、遊び、体験などさまざまなジャンルのサービスを会員登録、予約管理が行える。近日中には、出欠管理、決済、クーポンを使ったお得情報の配信などを可能にする予定。
市中の小売店舗などでは、誘客のために会員制度を作ったりローヤルティカードを配ったりすることがあるが、消費者は利用する店舗の数だけカードを持つことを余儀なくされ、財布がかさばったり、必要なときにカードを持ち合わせていなかったりする不都合が生じる。Coubic の新アプリでは、参加する店舗は手間をかけず、これらの問題を解決できるようになる。
クービックは2013年10月、グーグルの検索プロダクトマネージャーやグリーの海外企業・新規事業案件の立ち上げを経験した倉岡寛氏(現在、クービック代表取締役)により設立。Coubic のサービス約4年を迎えた2018年5月末段階で、累計ベースで登録事業者数が6万件を突破したことを明らかにしている。
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