モンスター・ラボは12カ国21都市に開発拠点や営業拠点を有しているが、今回バンコクに開設される拠点は、これらとは性格を異とし、スタートアップ、起業家、エンジニアなどが入居するコワーキングスペースとしての機能が備えられる予定。これまで自身でもバンコク市内でコーワキングスペース「Asiarna Business Center」を運営してきた辺田剛士(へた・たけし)氏が、新事業の責任者に就任する。
辺田氏とモンスター・ラボの創業者で代表の鮄川宏樹(いながわ・ひろき)氏と旧知の間柄で、かねてから機会があれば、一緒に仕事することを誓いあっていたのだという。今回、辺田氏は Asiarna Business Center の運営を共同創業者に託し、自身は Monstar Hub の運営にコミットすることを決断した。
一方で興味深いのは、タイのスタートアップシーンのことを語るとき、それは、必ずしもタイ人による地元スタートアップのコミュニティを意味するのではない点だ。衣食住が安価で、週末のアトラクションが近かったり、比較的治安が良かったりすることも好影響を及ぼし、年々多数の外国人起業家やエンジニアがバンコクを訪れ、一大コミュニティを形成するまでになった。近日にはブロックチェーン特化コワーキングスペース「ニュートリノ」のバンコク拠点、また、今秋には、タイ版 Station F の異名を持つ True Digital Park のオープンも予定されている。
学生、主婦、ブランド企業がソーシャルメディアを活用して起業する手助けを行っているソーシャルコマースプラットフォームの Meesho は、Sequoia India がリードするシリーズ B ラウンドで1,150万米ドルを調達した。これにより現在までの調達総額は1,500万米ドルとなった。 既存投資家の SAIF Partners、Y Combinator、Venture Highway もこの最新…
学生、主婦、ブランド企業がソーシャルメディアを活用して起業する手助けを行っているソーシャルコマースプラットフォームの Meesho は、Sequoia India がリードするシリーズ B ラウンドで1,150万米ドルを調達した。これにより現在までの調達総額は1,500万米ドルとなった。
現在も Google の指導の下で存続している Fabby 。このアプリは AIMatter の基礎をなす、画像を検知・処理するニューラルネットワークベースのプラットフォームと SDK を基本とする技術を一般向けに知らしめる真のショーケースだった。そしてこれこそが、最も前途有望な AI の知力を確保しようと他の大手テック企業と争っている Google が本当に買収したものであった。
地元のスタートアップのサクセスストーリーが新しい世代を刺激し、若い起業家が自分たちの会社を立ち上げているのだと思います。App Store や Google Play のおかげで、ベラルーシからグローバルな製品を作り、広めることが容易になりました。Open Data Science という非常に強固な機械学習コミュニティがこの地にはあり、そしてソビエト時代から続く数学とプログラミングの優れた教育もまた役立っています。
Alibaba(阿里巴巴)の金融関連会社 Ant Financial(螞蟻金融)は、シリーズCラウンドのエクイティファイナンスで合計140億米ドルの資金を調達するため、投資家らと最終契約に入ったことを明らかにした。この額は、民間の資金調達で世界最高額となる。 同社の企業価値は非公開とされているが、Wall Street Journal が掲載した記事によると、今回のラウンドで最大1,500億米ドル…
Alibaba(阿里巴巴)の金融関連会社 Ant Financial(螞蟻金融)は、シリーズCラウンドのエクイティファイナンスで合計140億米ドルの資金を調達するため、投資家らと最終契約に入ったことを明らかにした。この額は、民間の資金調達で世界最高額となる。
同ラウンドは人民元と米ドルでの分割発行で行われる。人民元は同社が調達を行い、主に国内の投資家から資金を獲得。そして、米ドルは海外にある完全子会社 Ant International が行い、GIC(シンガポール政府投資公社)、Khazanah Nasional Berhad(マレーシア政府系ファンド)、Warburg Pincus、カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)、Silver Lake、Temasek、General Atlantic など世界の一流機関投資家から資金を受ける。
e メールで送られた声明によると、新たに調達した資金はAlipayのグローバル化計画の促進、テクノロジーの開発に使われる予定。加えて、新興市場においてハイテク人材を育成し、コミュニティがデジタル変換から生まれるチャンスを上手く利用できるよう、投資を行っていくという。
Ant FinancialのCEOで経営執行役会長であるEric Jing氏は、以下のように述べた。
Ant Financial は主力サービスである Alipay(支付宝)をベースにグローバリゼーションを推進しており、インド、タイ、韓国、フィリピン、インドネシア、香港、マレーシア、パキスタン、バングラデシュで足掛かりをいち早く得ようとしている。昨年度(2018年3月31日締め)、Alipay はグローバルパートナーらと連携し、世界でおよそ8億7,000万人いる年間アクティブユーザ、そして中国国内の1,500万件を超える零細企業にサービスを提供した。
フィリピンに拠点を置く、ワークスペースを提供する Acceler8 by UnionSPACE と、フィンテック企業の SCI が本日(6月8日)、同国初となる Blockchain Space のローンチを発表した。 Blockchain Space は、インドネシアのブロックチェーン協会会長を務める Steven Suhadi 氏とUnionSPACE の CEO を務める Albert Go…
インドネシア・ジャカルタにある Blockchain Space の一室
フィリピンに拠点を置く、ワークスペースを提供する Acceler8 by UnionSPACE と、フィンテック企業の SCI が本日(6月8日)、同国初となる Blockchain Space のローンチを発表した。
Blockchain Space は、インドネシアのブロックチェーン協会会長を務める Steven Suhadi 氏とUnionSPACE の CEO を務める Albert Goh 氏によって共同設立された。
Blockchain Space のフィリピンローンチに先立ち、同構想のもとコワーキングスペースが西ジャカルタにローンチされているが、今後もさらに同地域の拠点を増やしていく予定だ。
ワークスペースのチェーン店である Acceler8 by UnionSPACE は、オフィススペース、バーチャルオフィス、ミーティングルーム、イベントスペースといったビジネスソリューションを提供する。場所を提供するほかにも、東南アジア全域のパートナー、投資家、ベンチャーキャピタル企業と出会う機会もメンバーに提供している。
UnionSPACE 自体もインドネシア、マレーシア、タイに支店を展開しており、すでに同地域で4つの Blockchain Space を運営している。
プレス声明で、Acceler8の CEO を務める Mikko Barranda 氏は、 同構想を「刺激的な」プロジェクトと言及している。