
Credit: Razer
オーストラリア証券取引所に上場している e スポーツトーナメントプラットフォーム eSports Mogul は本日(6月18日)、シェアプレースメントで441万オーストラリアドル(330万米ドル)を調達したと発表した。発行予定枚数を超える応募が殺到したという。
新たに調達した資金は、ユーザがいつでもオンラインで e スポーツトーナメントに参加できるプラットフォーム Mogul Arena のモバイルアプリ開発に充てられる。また、積極的なユーザ獲得のためにも使われる予定だ。
シェアプレースメントとは、上場企業が株式を売ることにより、現金を調達する手法を指す。
この出資はゲームアクセサリ会社の Razer がリードし、ゲーム開発者向けソフトウェア会社 Cloud Alliance から多額の資金が投入された。
Razer の共同設立者で CEO の Min-Liang Tan 氏は、声明で以下のように語っている。
Esports Mogul と Razer は、すべてのゲーマーに目を見張るようなゲーム体験を提供するという共通のビジョンを持っています。Esports Mogul のチームがさらなる偉業を成し遂げることを大いに期待しています。成長軌道をさらに切り拓けるよう、両社は一丸となって取り組んでいきます。
また、eSports Mogul との戦略的パートナーシップを強化すると表明。 Razer のオンラインクレジットシステム Razer zSilver を世界のより多くの人に広めていく狙いだ。
eSports Mogul の株式は、15日間の平均株価である1株当たり2.27オーストラリアセント(1.68米セント)より20.55%安い、1.8オーストラリアセント(1.3米セント)で販売された。
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