ロボットによる自動配送サービス提供のStarship Technologies、シードラウンドで2,500万米ドルを調達

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Image Credit: Starship Technologies

Starship Technologies は本日(6月7日)、荷物配送用に設計されたロボットの採用拡大に向け2,500万米ドルのラウンドをクローズしたと発表した。同社は以前、年末までに1,000台のロボットを配送に活用すると話していた。

約1ヶ月前、企業内や大学キャンパスで自動配送サービスを実施すると発表していた。さらに、地方の企業に対しても小荷物、日用品、食料品の配送サービスを提供したい考えだ。

Starship の配送ロボットは半径2マイルの範囲で配送が可能で、自律的に(必要があれば人による操縦で)動くことができる。歩道を走行することの多いこのロボットの速度は最高で時速10マイル(約時速16km)だが、これまでのところ時速4マイル(約時速6km)に制限されている、と同社広報担当は e メールで VentureBeat に伝えてくれた。

道路を走る自律走行車の製造には複数の企業が挑戦しているところだが、AI を活用して人のモビリティ(移動性)を改善したりタスクを実行したりするよう設計された車のユースケースを模索している企業もある。中でも同社は最も先進的だ。

競合他社には Marble がある。この会社は昨年、サンフランシスコにある Yelp の Eat24とともに配送トライアルを開始し、4月に1,000万米ドルの調達ラウンドをクローズした。北京を拠点とする ForwardX は、人の後ろをついていく自律走行スーツケースで1,000万米ドルを調達したが、配送ロボットにも取り組んでいる。

Savioke の Relay などのロボットは昨年、高級ホテル内での配送を始めたほか、AI スタートアップ向けに行われた Nvidia の Inception プログラムから出た Robomart のような企業も自動運転による食料雑貨店を市場に導入する計画がある。

Starship の移動ロボットはローンチ以降、世界20ヶ国で10万マイルもの距離を走行してきた。配送途中で1,500万もの人と出会ったことになる。

さらに同日、CEO に Lex Bayer 氏を指名することが発表された。Bayer 氏は、Skype の共同設立者で Starship を2014年7月に立ち上げた Janus Friis 氏の後を継ぐことになる。2014年の Airbnb 入社以来、同社の事業開発と決済部門を率いていた人物が、今回 Starship Technologies に転職することとなった。

同社が Bayer 氏に誘いをかけたのは、会社を次のステージに引き上げる手助けのできる実績の証明された経営者を設立者らが望んだことが背景にある、と同社広報担当は e メールで VentureBeat に伝えた。

Starship Technologies の設立は2014年7月、これまでに4,200万米ドルを調達した。最近では2015年に1,700万米ドルを確保している。従業員数は200名、拠点をサンフランシスコ、ハンブルク、ロンドン、ワシントン DC、エストニアのタリンに構えている。

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【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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