スピーカーを使わず、大量のスマホ同期で「パーティー」をーー新時代の音楽再生方法を提供する「AmpMe」

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上:モントリオール市の375周年イベントで何千というスマホで同時に音楽を再生するために使われたAmpMe
Image Credit: AmpMe

スマートスピーカーやステレオだけが、パーティーを始める方法ではない。AmpMeは、スマートフォンやBluetoothスピーカーを通じて音楽を同期・再生できるアプリを提供する。

7月3日、AmpMeは 超音波の聞こえない音を使って複数のデバイスを同期、レイテンシーを検知し、スマートフォンとBluetoothスピーカーで同じ音楽を同時に再生するものを展開予定であると発表した。トーンがデバイス間の距離を測定するために発せられ、またデバイスのマイクを使って、ユーザーが再生を押してから実際にスマートフォンが音楽を再生するまでの時間を判断する。

こうしたデータが予測アルゴリズムの強化に使われ、スマートフォンのメーカーやモデル、またモバイル通信、Wi-Fiを使っているかどうかといった要素に基づいて、ミリ秒レベルの遅延を推測する。

AmpMeは2015年9月にローンチし、これまで1200万回以上ダウンロードがされてきた。とりわけユーザーが多いのはインド、米国、ブラジルであるとAmpMeのファウンダー・CEOのMartin-Luc Archambault氏がVentureBeatへのインタビューで語った。

アプリを使うと、自分の音楽ライブラリから音楽を再生したり、Spotify、YouTube、SoundCloudといった人気のストリーミングサービスを再生することができる。

耳に聞こえない音を導入したAutoSyncの前は、予測アルゴリズムと高い音によって、再生ボタンを押してから実際にデバイスが音楽を再生するまでの時間を測定していた。アルゴリズムがタイミングを正確に捉えられなかった場合は、ユーザーは手動でスマートフォンやBluetoothスピーカーを調整するように奨励されていた。

Archambault氏は次のようにコメントする。

「非常に大変なのは、ミリ秒レベルで同期をすることです。10ミリ秒ずれれば、それが分かります。今の流れは、スマホのスピーカーが今後とても良くなるので、Bluetoothスピーカーはデジタルカメラのように消えるかもしれないというものです。こうしたものを携帯する人はもういません」

AmpMeのようなアプリは、SoundCloudのGroup PlayモードやSoundseederのように、ある種の問題を解決しようと試みている。それは、友人同士が集まっていて、スマートスピーカーやステレオが身近にないときに音楽を再生する方法を提供するというものだ。

AmpMeは各音楽体験をパーティーと呼び、近くのユーザーや世界の他の場所にいる友人は、通知を受け取ったりアプリを開いたときに、パーティーに同期することができる。

パーティーごとにチャットインターフェイスから会話をすることができ、パーティー好きの人はハートやシャンパンボトルの絵文字を使って愛を示したり、友人の音楽のテイストが嫌なときにはうんちの絵文字を使ったりする。

アプリの成長に伴って、AmpMeは音楽会社やミュージシャンと契約し、ライブストリーミングセッションを調整できないか模索している。

(本記事は抄訳になります。)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】