インドネシアのオートバイ購入プラットフォーム「Moladin」がシードラウンドで120万米ドルを調達、東南アジア全域に進出へ

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Moladin

インドネシアのオートバイ購入 e コマースプラットフォーム Moladin は、East Ventures やマレーシアの Berjaya Group、イギリスの Ethos Partners から、チームの拡大と地域的成長のため120万米ドルの資金を調達したことを本日(7月12日)発表した。

2017年にローンチされた Moladin は、消費者がオートバイや自転車に関する情報を得たり、それらをオンラインで購入したりする手助けをする。同スタートアップは、40以上の販売業者、そして数多くのマレーシアの大手金融会社と提携を組み、消費者に様々なオプションと割引制度を提供している。

また、近隣のサービスショップを見つけるのに便利な、オートバイ・自転車利用者用のサービスショップオンライン一覧や、オートバイに関する質問を何でも質問・回答できるオンラインフォーラム、またスペア部品やアパレルに関するレビューを投稿できる場を提供している。

多様な決済方式を持つ同社はこれまでに100万米ドル以上の取引を行ってきており、毎月20~30%の率で成長しているという。

Moladin の共同設立者である Jovin Hoon 氏は次のように話している。

Moladin ができる前までは、販売代理店からオートバイを買うのはとても時間がかかり、厄介なことでした。消費者は販売代理店に2〜3回は行かないといけませんし、購入、支払、ナンバープレートの登録といった込み入った手続きをしないといけません。Moladin は、消費者に販売代理店へ足を運ばせることなく、全てのプロセスを行うことによってそうした面倒をなくします。Moladin の成長を駆り立てているもう1つのファクターは、Moladin が消費者に大きな割引を提供していることです。

East Ventures のマネージングパートナー Wilson Cuaca 氏は、次のように語る。

Moladin は販売業者や金融業者のネットワークと協働することで、オートバイの購入プロセスをスムーズにしてくれます。オートバイを買いたいと思っている人は、買うために遠くにまで出かけたり、長時間待ったりする必要がなくなります。Moladin の2018年5月の売上高は、1月のスタートから3倍に伸びました。これは、Moladin でオートバイを買う方たちから、同社への信頼が高まっていることを示すものです。オートバイ業界には成長の余地が十分にあります。より多くの人がオンラインでのオートバイ購入に馴染むにつれて、今後 Moladin のビジネスモデルはオートバイ市場で支配的になっていくと私たちは信じています。

East Ventures は、東南アジアと日本に焦点を当てるアーリーステージ向け VC 企業だ。ここ数年に渡り、同社は、インドネシア、シンガポール、日本、マレーシア、タイの数百もの企業に投資をしてきた。投資先企業としては、Tokopedia、Traveloka、メルカリ、Disdus (Groupon により買収)、Kudo(Grab により買収)、Tech in Asia、Omise、 IDNTimes、Ruangguru、Jurnal、Cermati、MokaPOS、ShopBack、EVHive、Pasar Polis、Loket がある。

【via e27】 @E27co

【原文】

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