シンガポールを拠点とする Golden Equator Capital(GEC、金道資本)とソウルに本社を置く Korea Investment Partners(KIP、한국투자파트너스)は、1億2,000万シンガポールドル(8,800万米ドル)のファンドのローンチを発表した。このファンドは東南アジアでシリーズ A および B の資金調達を狙う成長著しいテック企業に投資を行う。 この VC 企業…
左から:Daren Tan 氏(Golden Equator Capital マネージングパートナー)、Shirley Crystal Chua 氏(Golden Equator Group 創業者兼グループ CEO)、Baek Yer Hun 氏(Korean Investment Partners CEO)
シンガポールを拠点とする Golden Equator Capital(GEC、金道資本)とソウルに本社を置く Korea Investment Partners(KIP、한국투자파트너스)は、1億2,000万シンガポールドル(8,800万米ドル)のファンドのローンチを発表した。このファンドは東南アジアでシリーズ A および B の資金調達を狙う成長著しいテック企業に投資を行う。
この VC 企業は「GEC-KIP Technology and Innovation Fund」(GEC-KIP ファンド)と名付けられ、シンガポールを通じて東南アジアへの拡大を目指す韓国企業に一部の資金を割り当てる。同社は主にプロップテック、フィンテック、ヘルステック、ニューメディアとエンターテインメント、e コマース、そしてエデュテックといった分野をカバーすることになる。
GEC-KIP ファンドのローンチによって、KIP はシンガポールを本部として東南アジアに足場を築くことにもなる。KIP の投資専門家はシンガポールの SPECTRUM に本拠地を置くことになる。SPECTRUM は Golden Equator Group が設立した、キュレーションされた技術とイノベーションのビジネスクラブで、「Korea-Singapore Healthcare Incubator」の所在地でもあり、これは2017年9月にソウル市バイオハブおよび韓国保健産業振興院(KHIDI)が任命した韓国の組織 C&R Healthcare と Golden Equator Group の了解覚書を通じて設立されたものだ。
VentureBeat の電話取材に対して Katerra の製造部門トップ Matt Ryan 氏は、ロジスティクスのコストを抑えるために Katerra の工場はプロジェクトから500マイル以内に存在する必要があると説明した。サンフランシスコから車で1時間のカリフォルニア州セントラルバレーに位置する同社は、南カリフォルニアから北はシアトルまでの顧客にリーチすることができる。新しい工場建設のため、州のプログラムである California Competes により、Katerra は1,000万米ドルの税額控除を受けたと同社の広報担当者は述べた。
Katerra が雇用を計画している500人の職分のうち、440人は組立て工や生産ラインの指導者のような製造部門であり、102人はゼネラルマネージャーや人事、そして IT のような運営をサポートするポジションにつく。工場に研究開発ラボを開き、シリコンバレーから付近の人材を引きつけたいとも考えていると Ryan 氏は述べた。