CGクリエイター活動支援「TANOsim」が大和企業投資などから約5500万円を調達、CG業界特化のマッチング「CGクラウド」リニューアルも

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Image:CGクラウド

CG業界に特化したマッチングプラットフォーム「CGクラウド」を提供するTANOsimは7月17日、大和企業投資とKLab Venture Partnersを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。今回調達を公表した資金は5500万円で払込日は4月。

同社は2017年8月にEast Venturesとデジタルハリウッドを引受先とする第三者割当増資を実施しており、これまでの調達総額は約8500万円になる。なお、これには日本政策金融公庫からの融資も含まれる。また、同社は今回の増資公表に合わせ「CGクラウド」をフルリニューアルしたことも伝えている。

TANOsimの創業は2016年12月。創業期から開発に着手していた「CGクラウド」は2017年8月にベータ版をリリースし、2018年7月にはギャラリーサイトとしてフルリニューアルを実施。「CGクラウド」にアップロードした作品をきっかけに気に入ったクリエイターを発見することができるほか、将来的にこの場所で仕事のマッチングも可能になる。

CGはゲームやアニメ、映画、医療やプロダクトデザインなどの分野で活用されており、またVRやARといった技術の登場で需要が高まっている。TANOsim代表取締役の森本高廣氏はCG業界でのキャリアが長く、この分野のクリエイターと発注を希望する企業とのマッチングには課題があるとして「CGクラウド」の開発を始めた。

今回の資金調達によりTANOsimは人員の増強を行うとしている。

via PR TIMES

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