Zenrooms 共同設立者兼グローバル・マネージングディレクター Nathan Boublil 氏(左), CEO Kiren Tanna 氏(右) Photo credit: Zen Rooms
格安ホテルネットワークを運営するシンガポールの ZEN Rooms が一部株式を韓国のホテルアプリ「Yanolja(야놀자)」に売却した。金額は1,500万米ドルだ。
この契約では、Yanolja は将来的に ZEN Rooms の100%所有権を取得することも可能となっている。
Yanolja は今回の投資で ZEN Rooms の支配権に必要な持ち分比率を取得する。ZEN Rooms は2015年に設立され、Rocket Internet が後ろ盾だ。同社は昨年のシリーズ A でアメリカを本拠とする VC 企業の Redbadge および SBI Investment Korea から410万米ドルを調達している。
2018年3月、TechCrunch は ZEN Roomsは財政難に直面しており、売却するか廃業するか検討中だと報じていた。
旅行業界といえばズボラ旅 by こころからをはじめ、TRAVEL Now、メルカリも旅行領域への参入を表しているのが2018年4月以降の動きだ。タビナカは2014年8月に現地のガイドする人と旅行に行く日本人を繋ぐC2Cモデルでサービス提供を開始し、2018年1月に同社がオリジナルツアーを提供するD2Cモデルへと変化した。
Spectee の紹介をする CEO 村上建治郎氏(OrangeFab Asia のミートアップで) Image credit: “Tex” Pomeroy
先ごろ OrangeFab Asia が東京で開催した、同社がアジアにおけるアクセラレーションプログラムを紹介するミートアップで、アマチュア撮影によるニュースフィード会社 Spectee は、9月から海外進出を開始することを明らかにした。進出先は、同社にとって最大市場であるアメリカになりそうだ。Spectee の創業者兼 CEO 村上建治郎氏は、Spectee を始める前(設立時の社名は、ユークリッドラボ)、あるシリコンバレーの大手企業に勤務していた。