ライバープロデュース事務所のライバーライツがクルーズから資金調達、配信者のキャリア形成までを支援

by SuzukiSekiko SuzukiSekiko on 2018.9.26

ライバーライツ代表取締役の上野翔太氏

ライブ配信者のプロデュース事業を運営するライバーライツは9月26日、シードラウンドにてクルーズを引受先とした第三者割当増資を実施した。調達金額や株式比率、払込日などの詳細は非公開となっている。

2018年8月より17LiveやSHOWROOMなどのライブ配信プラットフォームで活動する配信者支援を事業とする同社。所属するライバー(ライブ配信者)に対して、企業案件へのキャスティングやノウハウ提供、企画支援、配信スタジオや機材の提供などライバーが配信およびファン獲得のためにに必要な支援を総合的に提供する。

ライバーはネットワーク所属という形で同事務所に所属。所属方法はプロデュース所属と企業案件時や勉強会で共に取り組むサポート所属の2種類。所属するには審査の通過が必要で、いずれも、所属費用などは発生しない。マネタイズはライバーがライブ配信で獲得したポイントの中からの成果報酬や企業案件のディレクション料金を想定している。現時点では審査を通過した10名のライバーが同事務所に所属する。

同社代表取締役の上野翔太氏によれば、2018年時点でのライバー市場は「台湾で267億円の規模といわれているのに対して、日本では182億円規模。そしてここから先、日本のライバー市場は台湾を追い越すとも言われている」そうだ。この市場に対して、活躍するライバーを増やすこと同社は目指している。

2018年4月にソーシャルモデルの支援事務所をCoupeが、バーチャルYouTuber事務所をDUOが立ち上げるなど、インターネット上を主要な活動軸としたタレントを支援する事務所も増えつつある。上野氏によれば、同事務所ではライバーのさらなるキャリアの発展を目指しているという。

「YouTubeではYouTuberとして進むキャリアとジャスティン・ビーバーのようにYouTube発の歌手やタレントになるキャリアの2択があると思っています。ライバーも同じようなキャリアが今後あると思っており、このキャリアステップを作るのが私たちの仕事です」(上野氏)

ライバーのキャリアに関しては、同社内でなくライバーのキャリアにあわせた提携先への紹介なども実施予定としている。また、現状ライバーへ仕事を頼みたくても企業がどこに依頼したら良いかわからない、といった課題にも窓口として対応を強化していく。

今後はゲーム配信や歌の配信を得意とするライバーを中心に所属ライバー数を増加させる施策に取り組み、2022年には専属ライバー200名、ネットワーク所属のライバー5000人の所属を目指す。調達資金はプロデュース人員の強化に充当し、ライバーサポートの強化をはかる。

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