住宅ローンから仮想通貨まで、プロに無料相談できる「おかねアンサー」、有安氏ら個人投資家が出資

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お金に関する相談を無料でできる「おかねアンサー」を運営するセオリアは9月3日、複数の個人投資家を引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。公表した調達資金は数千万円で、出資者には有安伸宏氏、砂川大氏、稲田雅彦氏が氏名を公表している。それ以外の個人投資家は指名非公開、出資比率などの詳細は開示していない。

おかねアンサーは家計や資産運用、保険、住宅ローンなど、生活のお金に関するカテゴリが用意されており、それに関する質問をそれぞれの現役専門家が回答してくれる特化型のQ&Aサービス。相談するユーザーの利用は無料で、既に回答があった他の質問などは閲覧できるようになっている。回答者については特別な費用が支払われるのではなく、相談をきっかけとした案件化がインセンティブとなっている。

セオリアの創業は2018年1月。代表取締役の堤健正氏は、アドテクのSpeeeやリクルートなどを経てエムスリーに入社、医師相談サービスの事業責任者を務めた人物。自身の創業時に社会保険など、お金に関する気軽な相談ができる場所が少ないことから同サービスの起案に至った。

同社は早期の質問回答数10万件達成を目指す。

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