日本に「ブロックチェーン・ノード」を作る意味ーーカンファレンス「NodeTokyo」11月19日・20日開催

by ゲストライター ゲストライター on 2018.10.23

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本稿は11月18日から20日まで東京ミッドタウン日比谷で開催されるブロックチェーンカンファレンス「NodeTokyo 2018」編集部による寄稿

イベントサマリ:11月18日から20日までの3日間に渡り、東京ミッドタウン日比谷でブロックチェーンカンファレンス「NodeTokyo2018(主催:NodeTokyo 実行委員会)」が開催される。Ethereum Foundationをはじめ海外で注目を集める先端ブロックチェーン・プロジェクトが来日し、ハンズオンワークショップ、セッション、ミートアップなどのプログラムが実施される。

国内からもブロックチェーン関連企業が参加・登壇を予定している。詳しいプログラム等はこちらのサイトを参照されたい。本稿では主催オーガナイザーのひとり、大日方祐介氏に開催の背景について語ってもらった。

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日本に「ブロックチェーン・ノード」を作る意味

こんにちは、Obiです。2018年に入ってから、日本で特に若い世代にフォーカスした「CryptoAge」というブロックチェーンコミュニティを主宰し、これまでに多くの海外ブロックチェーン開発者やプロジェクトをホストしたミートアップを開催してきました。

今回は、なぜ私たちがこのカンファレンスを実施する必要があったのか、それについてお伝えさせてください。

みなさんもご存知の通り、日本にはクリプトの歴史の中でも色々と大きな出来事への繋がりがあり、世界から注目されてきました。サトシナカモトがたまたま日本名だった、ということから、当時世界最大規模のビットコイン取引所が渋谷にあり、世界で初めてクリプトカレンシーが法のもとに認められ、マスでも大きくクリプトについて語られ…など。

これまでのスタートアップの領域では、日本が海外のプレイヤーから注目されるというのはあまりなかったことだと思います。しかし、これまでの注目は投機的な側面に大きく寄っていました。

潮目が変わったと感じたのが今年です。日本でも技術面にフォーカスしたミートアップやコミュニティがひとつふたつと増え始めました。私も今年1月に初めて主催したミートアップはスマートコントラクトにフォーカスしたもので、わざわざUSやシンガポールから有名プロジェクトが来日してくれました。

特に3月に主催メンバーのひとりとして開催した「イーサリアムコミュニティミートアップ」には、ファウンダーのVitalik Buterinをはじめ、世界的にもトップクラスのブロックチェーン開発者らが来日して参加者は500名以上を集めました。これ以降、さらにブロックチェーンのテクノロジー面にフォーカスした流れが国内でも加速したように思います。

このモーメンタムを大切にしたい。それが私たちがこの場所を作ろうとしたきっかけのひとつです。

引き続き世界の方々から日本マーケットを見続けてもらうためにも、実際に日本に来ていただいて、この地で開催することに大きな意味があると考えています。

私たちが抱えている問題

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もうひとつ、開催にあたって感じていた課題を共有します。それは日本の「ブラックボックス化」です。

言語の壁もあり、多くの海外の開発者らが議論している内容が日本でほとんど議論されていなかったり、未だに大きな情報の格差が存在していると感じています。また、世界的にも日本を含めてアジアに興味を持ってくれている人は非常に多いにもかかわらず、中国や韓国に比べて、グローバルコミュニティで日本の事情を語れる人は非常に少なく、ブラックボックスのような雰囲気で見られています。

その一方、大企業が色々なレイヤーで試みを始めている国はまだ珍しく、マスへのクリプト認知度や渋谷のど真ん中でクリプトに関する広告が出ていることに驚かれることもしばしばです。優秀な開発者コミュニティも草の根的に出来てきています。

先日、「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」の共同創業者、Benny Giangを日本に案内して日本で初めてのミートアップを実施したのですが、中国や韓国では見なかった開発者の質にとても感銘を受けてくれ、海外のメディアでもそれを大きく拡散してくれていました。

これらのギャップを解消し、グローバルなブロックチェーンコミュニティの中で日本をもっと発信したい。これも大きな動機のひとつです。

日本国内の開発者や、ブロックチェーンに取り組む企業が世界のリーディングプロジェクトやリーダーと日本にいながら直接コミュニケーションができ、また海外のプレイヤーが日本のマーケットのブラックボックスを解き、可能性を感じてもらえる”接点”を作る。

私たちが「NodeTokyo」というカンファレンス名に込めたのはそういう想いです。

OmiseGOとの共催について

 

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最後に、共催としてオーガナイザーを引き受けてくれたOmiseGOの長谷川潤さんについてお話しさせてください。

潤さんは世界でも最初期からイーサリアムを支援し、国内外のブロックチェーンコミュニティの中でも最先端で活躍してきた数少ない日本人です。私とはお互いがブロックチェーンの世界に入る前の2014年からの付き合いで、今年に入ってからは3月のイーサリアムコミュニティミートアップを共催させていただくなど以前から連携していました。

彼らとこれまで実施してきたコミュニティ活動で、海外の著名なファウンダーや投資家を日本につなげてきましたが、今回のNodeTokyoでさらにその範囲を一気に拡大させます。

すでに海外で先端を走る方々が登壇を決めてくれていますが、公開しているのはまだ一部だけです。今後、さらなる登壇者やご協賛企業・プロジェクトの皆様を開催までの期間、徐々に公開していきます。

NodeTokyoを、日本が世界が繋がる「ノード」としてしっかりと成立するよう、カンファレンスの成功目指しますので、ぜひみなさんの参加をお待ちしております。(執筆:大日方祐介ピッチ登壇/チケット購入はこちら

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