21日、BNK48 の写真撮影の機会に、BNK48 のマネージャー Nattaphol Bovornvattana 氏(คุณณัฐพล บวรวัฒนะ、通称:チョンブリ= จ๊อบซัง)氏は、Ookbee によるライブおよびライブストリーミングアプリの開発を発表した。アプリでは、BNK48 所属アーティストのライブ、ショッピングモール EmQuartier(エムクオーティエ)にある定期公演会場 Digital Live Studio でのライブ、専用劇場である BNK48 The Campus でのライブに加え、選挙の模様が閲覧できる。
アプリのローンチ日に関する詳細は明らかになっていないが、この発表は Ookbee の CEO で創業者である Natavudh Pungcharoenpong(แถลงร่วมกับคุณณัฐวุฒิ พึงเจริญพงศ์、通称:ムー=หมู )氏と共に行われたので、ほぼ正式デビューといって過言ではないだろう。アイドルグループBNK48は、Ookbee と組んでライブストリーミングアプリを開発した。Android 向けには Play Store からダウンロード可能、iOS 向けは App Store 上でまもなく公開予定。
言うまでもなく、Ookbee は E ブックリーダーのデベロッパとして知られているが、また同時に、チャットストーリーアプリの「Joylada」、読書アプリの「Thawalai」、C Channel、Storylog、Fictionlog など、エンターテイメント関連プラットフォームのプロダクトも数多く出している。
これより前、BNK48 は Tencent のライブストリーミングプラットフォーム(タイでは Sanook と JOOX が運営)する VOOV で、アーティストライブを提供していた。タイでは2016年2月下旬にリリースし、人気を集めた。ライブストリーミング市場では、BIGO LIVE、V LIVE、TUTU LIVE、Vibie、Twitch など、複数のアプリが存在する。
BNK48 のアプリのローンチにより、彼らが VOOV でもコンテンツを提供し続けるのかが気になる。BNK48 のライブコンテンツが VOOV で提供されなくなったとき、VOOV の利用は下がることになるのか、すなわち、長期的に見れば、Ookbee に軍配が上がることになるのだろうか?
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【via Techsauce】 @techsauceco
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