毎日5分で米国スタートアップ事情を網羅したい方へ ── オススメの英語メルマガ4選

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Image : GotCredit

勉強会などに登壇させていただいていた頃、「どうやってスタートアップの情報収集をされているのですか?」と聞かれることがあります。

その都度できる限りお答えもしているのですが、ウェブ上にあまりスタートアップニュースに関しての効率的な情報収集法をまとめた記事がないこともあるので、本稿では筆者がお勧めするスタートアップメルマガによる情報収集術を紹介しようと思います。主に短時間で情報をキャッチアップしたい方の参考になれば幸いです。

Launch Ticker

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最初にご紹介したいのが、先日取材したエンジェル投資家、ジェイソン・カラカニス氏が運営する「Launch Media」のニュースメルマガ「Launch Ticker」です。

編集部が10〜15記事ほどのスタートアップ記事をキュレート。1日2回(米国時間の朝と夕方)配信されます。基本的にこちらのメルマガさえ読んでおけば、日々のヘッドラインニュースはほぼ全て抑えられます。特にスタートアップ業界に入りたての方にはお勧めのメルマガです。

Launch Tickerの良点は、各ニュースに対して200文字程度で簡潔に要点が書いてあるところです。1分もかからずニュース背景を理解できるため、時短したい方や最低限の情報だけを求める読者さんに購読を強くお勧めします。

FORTUNE

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大手経済メディア「FORTUNE」が発行する、スタートアップ特化のメルマガ「FORTUNE Term Sheet」は投資ファンドや大手企業の新規事業部門に勤める方は必読でしょう。

先述したLaunch Tickerとは違い、詳細なスタートアップ投資および資金調達事情がレポートされています。大型資金調達をしたスタートアップが毎日10選ほどピックアップされ、各企業の概要が書かれています。

文章量が多いため、スタートアップの資金調達ニュースを日々追いかける中級者向けのメルマガになります。筆者は20〜30ほどのスタートアップメルマガを試しに購読してきましたが、内容の質においてはトップクラスであると感じます。

StrictlyVC

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ここからはLaunch TickerとFORTUNEを購読しても飽き足らない方向けのメルマガをご紹介します。

StrictlyVC」はトップニュースの選定からスタートアップの資金調達情報までが綺麗にまとまっており、質の高いメルマガの1つです。先述した2つのメルマガの要素をまとめたものがStrictlyVCであると言ってよいでしょう。

ニッチなスタートアップ情報も配信されていることから、資金調達およびイグジットニュースを漏れなく抑えたい上級者にお勧めします。

基本的にここまで紹介した3つのメルマガを押さえると、配信内容に「かぶり」が出てきます。そのため、どのニュースが注目されているのか理解できるようになってきます。

AlleyWatch

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最後にご紹介するのはニューヨークのスタートアップメディア「AlleyWatch」。同メディアはニューヨーク拠点のスタートアップ資金調達ニュースをまとめたニュースをほぼ毎日、3〜5本配信しています。

シリコンバレーだけではなく、ニューヨーク拠点のスタートアップ資金調達情報も網羅したい「通」な方にだけお勧めします。あらゆる調達ニュースをどうしてもカバーしたい方は購読されるとよいでしょう。

情報収集によりこだわりたい方へ

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ここまで紹介した4つの英語スタートアップメルマガを購読していれば、日々の米国スタートアップ事情はほぼ把握できます。1カ月ほど購読していれば、どの情報を自分で選べばいいのかわかってくるため、英語読解のスキミング技術を駆使すれば5分を切る時間で読み切ることも可能です。

では最後に、メルマガだけでも飽き足らない方に向けた筆者オリジナルの情報収集法を記しておきます。

私の場合、RSSリーダー「Feedly」を愛用しています。好きなメディアを登録しておけば、配信時間順に記事を確認できる便利なツールです。

約60ほどの英語メディアを登録し、朝晩の2回ほど確認して1日1000〜1500記事ほどチェックします。9割以上の記事をタイトルだけスキミングして読み飛ばしますが、効率的に情報収集をおこなえます。

次に、Webサービス自動連携ツール「IFTTT」とFeelyを連携させ、Feedlyで保存した記事が自動的に筆者なりにカスタマイズしたGoogle Sheetに記録される仕組みを作っています(上記スクリーンショット参考)。

毎月平均して500記事ほどSheetに記載し、価値のあるニュースかを判定、ニュースカテゴリー、市場分野を設定できるようにしています。こうして日々まとめたスタートアップニュースを私なりに解釈して、本メディア上で考察記事として発表させていただいております。年末には長い時間をとって、どのようなトレンドであったのかを振り返ります。

筆者は仕事兼趣味として情報収集をしているため、ここまでこだわると1日1時間ほどは時間を取られてしまいますが、もしスタートアップ情報収集を仕事とされていないのであれば、ぜひご紹介した4つのメルマガを活用してみてください。