中国のニュースアプリ「Toutiao(今日頭条)」と「Doubao(豆包酷訊)」、性的内容の掲載で政府当局から行政処分を受ける

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Image credit: Masaru Ikeda

先週末(11月第2週)、最近行われたポルノ取り締まりに関する中国政府のプレスリリースと思われるものを多くのメディアが報じた。ByteDance(字節跳動)の人気コンテンツアグリゲーター「Jinri Toutiao(今日頭条、Toutiao と略す)」と「Doubao Kuxun(豆包酷訊、Doubao と略す)」がわいせつなコンテンツを配信したとして、特定サービスの一時停止および最大級の行政処分を受けたことが明らかとなった。行政処分の詳細については不明である。

この調査は北京市文化執法総隊によるもので、「ポルノの排除および違法出版物の打倒(掃黄打非)」を目指す国内官庁からの内部情報を基に行われた。

Toutiao への調査は10月に開始され、最終的に同アプリの「Stories」チャンネルで16件のポルノ記事を発見したと発表。具体的にどのような内容だったのかは明らかにしていないが、『素晴らしい夜の後、男は彼女の新しい上司だったことが判明』など複数の卑猥な見出しを当局は公表している。

11月5日、Bytedance に対し違法コンテンツの削除、Stories チャンネルの1ヶ月更新停止を命じた。

先月、Doubao への調査も開始し、性的な内容を含んだ不特定数のオンライン視聴プログラムが見つかった。レポートによると、とりわけ Doubao はアプリの「Society」チャンネルにおいて、「上海のジムで驚くべき3人プレイ」を撮影した動画を以前配信していたという。

Image credit: ByteDance(字節跳動)

11月7日、当局は Doubao に対しても動画の削除を命じ警告を与えた。現在、Society およびそれに関連するチャンネルは停止中となっている。

記事には2つのアプリに対する「最大級の行政処分」について詳しく述べられていないが、中華人民共和国工業情報化部(日本の経産省に相当)のウェブサイトで2016年に公開した一連のルールを参考にしたものとしている。

その法律には「わいせつ、中傷、迷信などの違法オンラインコンテンツに対し、極めて高額な罰金を科すだけでなく、より厳しい措置を取る」と規定されている。深刻なケースの場合、中国当局によりサービスの一時停止、通信事業ライセンスの剥奪、またはウェブサイトの閉鎖を命じられる可能性がある。

Toutiao が規制当局から追及を受けたのはこれが初めてではない。今年5月、共産主義の殉職者を揶揄する漫画を公開したことを受け、中国文化旅遊部(日本の観光庁に相当)から同アプリの捜査を通告されている。その1ヶ月前には、不適切な内容が含まれるとして当局からジョークアプリを閉鎖するよう命じられている。その間、Toutiao だけでなく他のコンテンツアグリゲータやニュースプロバイダーもアプリストアから排除されていた

【原文】

【via Technode】

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