AI転職マッチングプラットフォーム「mitsucari」運営、シリーズBで1.5億円を調達——ウィルグループ、京大iCAP、ハックベンチャーズが参加

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.11.30

左から:ウィルグループ インキュベーション本部マネージャー 森雅和氏、ミライセルフ CTO 井上真大氏、ミライセルフ CEO 表孝憲氏、ウィルグループ 執行役員インキュベーション本部長 坂本竜氏
Image credit: Meryself

人工知能を使った転職マッチングプラットフォームを運営するミライセルフは29日、シリーズ B ラウンドで1億5,000万円を調達したと発表した。このラウンドでは、ウィルグループ(東証:6089)がリードインベスターを務め、京都大学イノベーションキャピタル(京都 iCAP)とハックベンチャーズが参加した。

iCAP は2016年12月の前回ラウンドに続く出資参加。ミライセルフにとっては、2015年7月のシードラウンド、2016年12月のプレシリーズ A ないしシリーズ A ラウンドに続くもので、今回を含め、創業以降の累積調達金額は2.7億円となる。

ミライセルフは、東京の Morgan Stanley でヴァイスプレジデントを務めていた表孝憲(おもて・たかのり)氏と、Google 出身のトップエンジニア井上真大氏(いのうえ・まさひろ)氏が設立したスタートアップ。企業文化論・社会心理学を基幹技術とした企業向けサービス「mitsucari 適性検査」と、求職者向けサービス「mitsucari(ミツカリ)」を提供している。

勤務地や職種などの希望条件だけでなく、性格や価値観などの人柄が企業の社風に合うかを判定し、スカウトを行う求人マッチング機能を提供する。適性検査を用いて求職者の人柄を見極めるだけでなく、企業の社員にも同じ検査を受検してもらうことで社風を見極め、また相性を見極めるために、機械学習によって常に精度を向上し続けながら、相性の良し悪しを判定する。

β版公開から3年半を経て、mitsucari 適性検査のユーザは、パナソニック、日本たばこ、毎日放送、Gunosy、GameWith など、大企業からスタートアップまで業種にかかわらず2,000社以上。また、mitsucari の総受検者数は63,000人以上に上る。表氏によれば、とりわけ mitsucari は、ほぼ広告費をかけない状態でもオーガニックなユーザ流入に助けられ、ユーザ成長もキャッシュフローも順調な状態だという。

同社では今回調達した資金を使って、mitsucari の認知拡大や機能改善による事業拡大、企業向け新規事業の開発に取り組むとしている。今後、社内ライターを採用し、オウンドメディアでのコンテンツ発信を強化する計画があるようだ。ウィルグループとは、顧客の紹介やデータベースの連携など、シナジー効果が得られる協業の可能性を模索していきたいとしている。

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