風を高精度に測定する京大発「メトロウェザー」ドローン時代の安全運行を支えるーーリアルテックファンドが出資

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研究開発特化型のベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」は11月19日、超高分解能ドップラー・ライダー(大気計測装置)を用いた、「高精度風況観測」を提供する京都大学発ベンチャーのメトロウェザーへの出資を公表している。

同時にリアルテックファンドのグロースマネージャー、木下太郎氏がメトロウェザーの社外取締役に就任し、研究開発や販売・マーケティング活動なども支援する。

メトロウェザーは長年の研究で培った独自の信号処理技術を応用し、上空や海上など遠く離れた場所の風の情報を高精度に測定する小型のドップラー・ライダーを開発している。

広範囲かつ高分解能での風況観測が可能で、近年注目されているドローンの安全運航を支える管制にとって必要不可欠なツールとなる。またこの技術はゲリラ豪雨の事前検知や洋上風力発電用の風況モニタリングなどの広範な分野への応用が可能になるという。

via PR TIMES

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