インドのB向けeコマーススタートアップMoglix、シリーズCラウンドで2,300万米ドルを調達

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インドを拠点とする B2B の e コマース企業 Moglix は既存投資家の Accel Partners、Jungle Ventures、世界銀行グループに加盟する国際金融公社(IFC)などからシリーズ C ラウンドで2,300万米ドルを調達した。

他にも Venture Highway、Shailesh Rao 氏(Twitter と Google の元  VP)、InnoVen Capital も同ラウンドに参加した。

同社は調達資金を新規の市場や地域への拡大に加えインド国内における物流ネットワークとサプライチェーンの拡大に充当する予定。さらにデータサイエンスと機械学習の力による統合型デジタルサプライチェーンテクノロジーソリューションの強化も続ける。

Moglix の設立者で CEO の Rahul Garg 氏は語る。

今回の資金は弊社が力を入れている技術革新、分析、広域の物流インフラネットワークの構築という領域で効率を最適化し拡大を図っていく中で重要な役割を果たしてくれるでしょう。B2Bコマースの分野や弊社の事業の領域には巨大な力とイノベーションの余地があると予想しています。現在弊社は多様なマーケットでの次なる成長段階に焦点を置いており、さらに前進して、新たな才能を迎え入れて人材を強化し続けます。

2015年8月に設立された Moglix は工業製品を世界中のサプライヤーやバイヤーに届けるためのプラットフォームだ。450人超のチームからなる同社は、現在インドに10拠点を構え、企業向け(B2B)や個人向け(B2C)に配達を行っており、400社以上の大規模な製造会社と25万社以上の中小企業と協業している。チームはインドの25州において5,000社以上の中小企業のネットワークを築き上げ、デジタルサプライチェーンプラットフォームを利用してもらっている。

設立当初からの運営パートナーである Jungle Ventures の Anurag Srivastava 氏はこう語る。

企業が国際的な競争力を持ち、考えるのと同時に決断しなくてはならなくなった時代において、どの業界にとっても自動化というのは新たなキーワードになっています。Moglix は製造業の分野で立派に活躍しているので、この成功のストーリーに関わることができて嬉しく思っています。

Moglix はこれ以前にプレシリーズ Aシリーズ A ラウンドで約600万米ドルをAccel Partners、Jungle Ventures、SeedPlus、Venture Highway から調達している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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