ウェブ改善コンサルティング事業を行う WACUL(ワカル)は12日、シリーズ C ラウンドで投資と融資により5.6億円を調達したと発表した。この調達ラウンドのリードインベスターはリコーが務め、マイナビ、TIS、みずほキャピタル、個人投資家が参加。合わせて、みずほ銀行と東京スター銀行からは融資を受けている。
これは同社にとって、2015年6月のジャフコからの調達(シリーズ A ラウンド、調達額約3億円)、2017年2月の電通デジタル・ホールディングス(DDH)とジャフコ(東証:8595)からの調達(シリーズ B ラウンド、3.5億円)に続くものだ。今回の調達を受けて、WACUL の累積調達額は12億円超に達した。
因みに「BUIDL」はブロックチェーン・暗号通貨関連のスラングで、ニュアンス的には「社会実装」に近いイメージがあります。ちょうどこの発表があった日にMashableで「暗号通貨バブルから社会実装へ(Move over HODL, it’s time to BUIDL)」っていう記事があったので、この意味についてはそちらに委ねます。
Dine はマッチングやコミュニケーションを飛び越え、いきなりレストランやカフェでのデートがセットアップできる、第3世代のデイティングアプリとして昨年ローンチ。行きたい店を軸に男性と女性がマッチングされる、スケジュールの調整が完了すると、 Dine のスタッフが自動的に店の予約をしてくれる。一方この便利さと裏腹に、さまざまな理由でユーザが店をドタキャンすることは課題として潜在しており、Dine はこれまでユーザ通報機能の実装、予約時の電話番号登録などでドタキャンを抑制してきた。
Dine Protect 導入の店舗管理画面 Image credit: Mrk & Co
Dine プロテクトの提供開始を受けて、この機能を導入している店舗にユーザが予約する際には、男性ユーザと女性ユーザが共にクレジットカードの番号入力を求められるようになる(Dine プロテクト導入店舗利用時初回のみ)。ドタキャンが発生した場合、Dine プロテクト導入店舗は管理画面からボタン一つでユーザにキャンセル料を請求できるようになる(料金は各店舗のキャンセルポリシーによる)。
Dine では、どちらか一方が食事を「おごります」などの設定も可能となっているが、ドタキャン発生時のキャンセル料が、おごると宣言している一方のみに請求されるのか、男性ユーザ・女性ユーザ双方で一定割合での按分または折半となるのかについては定かではない。ただ、お店に対するノーショー対策であるのみならず、ユーザ同士のデートのドタキャン対策としても一定の抑止効果を期待することができるだろう。
YJ キャピタルと East Ventures が共同で運用するスタートアップアクセラレータ「Code Republic(コードリパブリック)」は11日、第5期のデモデイを開催し4チームが登壇した。第5期を含め通算でプログラムから輩出されたスタートアップは20チームに達し、このうち次ラウンドであるプレシリーズ A での資金調達に成功したスタートアップは9チームいることが明らかになった。 2016年…
YJ キャピタルと East Ventures が共同で運用するスタートアップアクセラレータ「Code Republic(コードリパブリック)」は11日、第5期のデモデイを開催し4チームが登壇した。第5期を含め通算でプログラムから輩出されたスタートアップは20チームに達し、このうち次ラウンドであるプレシリーズ A での資金調達に成功したスタートアップは9チームいることが明らかになった。
forlio では、クリエイターが過去に作ったポートフォリオのファイルをアップロードするだけで、適切なファイル形式に画像変換され web 上に整理・表示されるなど、クリエイターからのアプローチで発注者にアピールすることを容易ににする。提案先に応じて表示するポートフォリオを変えることもでき、複数のクリエイターで共同製作した作品について担当パートをクレジットすることも可能。スキルを可視化することで、人材マッチングの最適化を図る。
コミュニティドリブンのプラットフォーム Hardware Club は11日、同社の1号ファンドのきぼを5,000万米ドルにまで拡大したと発表した。同社は、アーリーステージ投資のインパクトの拡大を模索していた。 約4年前にパリでローンチした Hardware Club は、サンフランシスコと東京にオフィスを構える。同社は互いに助け合うことができるハードウェアスタートアップのネットワークコミュニティ…
Harrods にある Hardware Club の展示ブース Image credit: Dan Taylor
コミュニティドリブンのプラットフォーム Hardware Club は11日、同社の1号ファンドのきぼを5,000万米ドルにまで拡大したと発表した。同社は、アーリーステージ投資のインパクトの拡大を模索していた。
約4年前にパリでローンチした Hardware Club は、サンフランシスコと東京にオフィスを構える。同社は互いに助け合うことができるハードウェアスタートアップのネットワークコミュニティを形成しており、製造には Foxconn(鴻海/富士康)、流通には Amazon や Target といった大手企業をパートナーに擁し、クラブメンバーを開発のあらゆる面で支援する。
ペチャバトは、最大4人までが同時に楽しめる AR シューティングアプリ。アプリを立ち上げた際に、互いの iPhone を向けて相対位置関係を認識させることで、雪合戦やドッヂボールのようなシューティング体験を楽しむことができる。アプリでは ARKit 2.0 の提供する機能により、カメラとセンサ情報を元に 3D 空間内での相対位置関係を把握しゲームができる仕掛けだ。
AR を使ってユーザ同士が対話的に楽しめるゲームとしては、Pokemon GO で知られる Niantic がビームを撃ちあえる新感覚ARゲーム「Neon(コードネームであり正式名称ではない)」を開発している。こちらは、同社独自の「リアルタイム AR テクノロジー」を使ってユーザ同士の相対位置関係を把握する技術がベースとなっている。ペチャバトは独自技術ではなく ARKit 2.0 を使っているが、アプリをローンチした際の相対位置関係の把握を短時間で終わらせる仕組みを取り入れ、UX を最適化しているとのことだ。