翻訳をより人間的なものにする耳装着型デバイス「WT2」〜TechCrunch深圳から(ビデオ)

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ハードウェアスタートアップの Timekettle(時空壺)は、翻訳デバイスをより人間的なものにしようとしている。設立2年目のこのスタートアップは、旗艦プロダクトの耳に装着する翻訳デバイス「WT2」の生産を開始した。

Timekettle(時空壺)のマーケティング専門家 Kazaf Ye 氏は、耳に入れる翻訳デバイスが、話者間で受け渡しする必要のあるデバイスやアプリよりも、方法の上で優っていると考えている。

デバイスをタイプしたり受け渡ししたりすると、アイコンタクトができなくなりますね。ジェスチャーもできない。これは自然ではないし、人間的でもありません。(Ye 氏)

同社は以前、旅行者をターゲットにしていたが、初期生産を開始してみると、確かに40%のユーザは旅行者であったものの、残りの60%は中国国内で使っていることがわかったのだという。

もし、それが「その地下鉄の駅に行けるでしょうか?」とか「ステーキを注文できますか」といった単純な質問だったら、手に持つタイプの翻訳機で間に合うでしょう。でも、我々は、長時間に及ぶ、より深いコミュニケーションのためのソリューションを提供しているのです。(Ye 氏)

Ye 氏によれば、典型的な顧客にはビジネスユーザや、国際結婚した相手とうまくコミュニケーションしたい夫婦などがいるそうだ。

今日では、世界は互いに緊密につながるようになっていますから、自分が外国に旅行しなくても、外国人の方がこちらへやってきます。そうして、より多くの友人ができるようになるわけです。(Ye 氏)

【原文】

【via Technode】

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