食品流通「SEND」や生産者向け資金繰り支援「FarmPay」運営のプラネット・テーブル、シリーズDで大和証券グループなどから約6億円を調達

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食糧の流通やビッグデータを扱うフードテックスタートアップのプラネット・テーブルは29日、シリーズ D ラウンドで約6億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、大和証券グループ本社と、その100%子会社である大和フード&アグリ(DFA)、Spiral Ventures Japan。

この資金調達には業務提携を伴っており、プラネット・テーブルは、農業者・畜産者・水産事業者、食関連事業者(「生産者」と略す)に向けたファイナンス・プラットフォームの共同設立に向けた検討を始めるとしている。今回のラウンドは、プラネット・テーブルにとって、2016年8月に実施した4億円、同年1月に実施した1億円の資金調達に続くものだ。

今回の資金調達にを受け、プラネット・テーブルでは農畜水産物の流通プラットフォーム「SEND」、生産者向け資金繰り支援サービス「FarmPay」のさらなる成長を加速させ、2019年上半期に「流通・物流」と「決済・金融」における新サービスの開発とリリースを予定している。

2015年8月にリリースした SEND では、国内5,000軒を超える生産者が出荷する生鮮品等を、主に都市部の優良飲食店等へ自社配送にて届けている。プラネット・テーブルでは今回提携した大和証券グループと共に、生産者へ事業資金等を提供するファンドの設立と運営、農畜水産・食に関するクラウドファンディング商品の共同組成、農畜水産・食に関するインキュベーション、アクセラレーター活動の推進を実施する計画だ。

via PR TIMES, Planet Table

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