中国のテック大手が支援するATM Capital、東南アジアのスタートアップ向け新設2億米ドルファンドの初回資金調達をクローズ

by e27 e27 on 2019.1.12

ATM Capital
Image credit: ATM Capital

東南アジアを本拠とするベンチャーキャピタルの ATM Capital が2億米ドルを目標とする新規ファンドの初回クローズを発表した。これまでの調達金額については公表されていない。

同ファンドのアンカー投資家は Alibaba eWTP Technology Innovation Fund(阿里巴巴科技創新基金)、58 Group(58集団)、Sogou(捜狗)CEO の Wang Xiaochuan(王小川)氏、その他アントレプレナーたちだ。

このグロースステージファンドはロジスティクス、リテール、フィンテック、ビジネスサービス、その他産業向けインターネット分野を投資対象としている。

同ファンドの設立者は Qu Tian(屈田)氏だ。同氏は BAT Capital(蝙蝠資本)の創設パートナーであり、Alibaba(阿里巴巴)の投資戦略部門の元アソシエイトディレクターの経歴を持つ。

Tian 氏に加え、Alibaba、Tencent(騰訊)、Ant Financial(螞蟻金融)、Meituan-Dianping(美団-大衆点評)などの中国テクノロジー大手企業や、Rocket Internet、Go-Jek、Garena(現在は Sea として知られる)などの東南アジア各社での幅広い投資実績を持つ人材が集まった。

こうした多岐にわたる実績により、同ファンドは出資先スタートアップ各社の東南アジア向け製品ローカライズ支援や、中国における強力なネットワークを通じた中国テクノロジー業界のリソース活用といった面で同社には大きなアドバンテージがあると ATM Capital は述べている。

ATM Capital は公式声明で次のように述べている。

私たちのビジョンは、私たちの実績や専門性と資本力を通じて、東南アジアのインターネット関連ベンチャー各社が次の10億米ドル規模のユニコーンに成長していくことを支援することです。

同社はすでにインドネシアで数社に出資済みだという。その一例にインドネシアの大手保険関連テクノロジー企業がある。

2018年9月、清華大学と ATM Capital はインドネシアのジャカルタで、Southeast Asia Unicorn Growth Program のローンチイベントを開催した。

両者の目的は「質の高いスタートアップ各社」が中国と東南アジア各国の間で相互の関係を構築し、協業機会の模索を支援することであった。

【via e27】 @E27co

【原文】

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