ホワイトカラー向けに人工知能(AI)を使った文書読み取りエンジン、音声読み取りエンジンなどを開発するシナモンは28日、昨年から調達していたシリーズ B ラウンドをクローズしたと発表した。最終的な調達完了額は約15億円となる。シリーズ B ラウンドでは昨年発表分に加えて、未来創生ファンド(スパークス・グループ)、野村ホールディングス、住友商事、SMBC ベンチャーキャピタル(SMBC-VC)、千本倖…
シナモンのチーム Image credit: Cinnamon
ホワイトカラー向けに人工知能(AI)を使った文書読み取りエンジン、音声読み取りエンジンなどを開発するシナモンは28日、昨年から調達していたシリーズ B ラウンドをクローズしたと発表した。最終的な調達完了額は約15億円となる。シリーズ B ラウンドでは昨年発表分に加えて、未来創生ファンド(スパークス・グループ)、野村ホールディングス、住友商事、SMBC ベンチャーキャピタル(SMBC-VC)、千本倖生氏、石黒不二代氏が新たな投資家として加わる。SMBC-VC を含め、全ての出資は協業などを見据えた戦略的出資だ。
今回の調達を受けて、シナモンは海外進出にも注力する。ベトナムや台湾では AI 開発拠点の地固めを行ってきたが、ビジネス開発やセールスの拠点として、これまでの東京に加え、シリコンバレーにオフィスを開設しアメリカ市場にも進出する。InsureTech 系のカンファレンスなどへの参加を通じて、アメリカ企業からは Rossa Voice に高い関心を得られているそうで、競合はいるものの潜在需要が大きいアメリカへの進出を他市場よりも優先させた格好だ。
また、サントリーホールディングス代表取締役社長の新浪剛史氏が2月1日、シナモンのアドバイザーに就任することも発表された。三菱商事、ローソンとリーダーシップを発揮してきた新浪氏の力を借りることで、シナモンでは拡大する組織の体制づくり強化に注力したいとしている。シナモンでは今後、ビジネス開発、AI ソリューションのデリバリ担当、シニア AI リサーチャーのハイヤリングを強化する。
ピックアップ:The fightfor e-scooters in NYC rolls along ニュースサマリー:ニューヨークでついに電動スクーターの合法化に向けた動きが始まった。23日水曜日に行われた市議会で提出された4つの新法案は、電動スクーター利用の合法化を目指したもので、シェアリング型のスクーターの利用や、電動自転車に関する法案も提出されている。電動スクーターは15マイル以下での走行、…
HAPPENING NOW: Rally @ City Hall Park. The time is now to move our City into the future of transit by legalizing e-bikes & e-scooters and stop ticketing delivery workers utilizing the technology. pic.twitter.com/IeVqwUwIFX
ピックアップ:Facebook is shutting down its Moments app ニュースサマリー:Facebookは1月24日、自社がスタンドアローンアプリとして運営・開発をしているMomentsを2月25日を持って閉鎖すると発表した。MomentsはFacebookの友人と非公開にて写真・動画を共有しあえるGoogle Photosに近いアプリ。 Facebookは閉鎖に至った…