APIセキュリティサービス「Salt Security」が1,000万ドルを調達。Web・モバイル・IoTアプリケーションに利用されるAPIをデータ漏えいや攻撃から保護するための、特許取得済みのAIプラットフォームを提供する。2018年、APIがサイバーセキュリティー上の優先事項トップ3位に選ばれているが対策が進んでいない課題に着目したサービス。- Salt Security Raises $10M in Funding
オンラインチューターサービス「PackBack」が250万ドルを調達。教授と学生をオンラインで繋ぐマッチングサービスを提供。学校の先生では対応しきれない専門的な質問に回答できるチューターを手配。2019年内に200以上の大学、50万人以上の学生が登録する見込み。年間収益増加率は2.4倍であるという。- Edtech company Packback rallies $2.5 mln
Image Credit: Filevine
ケース管理ソフトウェアを開発する「Filevine」がシリーズAラウンドで830万ドルを調達。法律事務所向けに担当中の訴訟問題を一元的に管理できるソフトウェアを開発。サービスには文書をクラウドベースで管理する機能や期限のリマインドも含む。現在1,000社近くの法律事務所を獲得した。- Filevine snags $8.3 mln Series A
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 最初はライドヘイリングであった。その次は支払いサービス。ほどなく、食品、食料雑貨、医薬品の配達、そして保険業が続いた。 そして今、Grab はエンターテインメントに進出しつつある。 …
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。
新しい年が始まった今、2018年を振り返った上で2019年に予想される動きを考えてみよう。1か月間にわたる観測を踏まえ、スリリングかつ有望な地域、エキサイティングな業界で起きると考えられることをここでシェアしたいと思う。 東南アジアの e コマース:世界で注目を集める成長スポット 貿易摩擦や金利上昇といったマクロ経済的な要因により、2019年は全世界的な経済成長を期待するのは難しいかもしれない。し…
インドネシアのバリにいる Ibu Vina さんがその良い例だ。Ibu さんは優れた品質のつけまつげを作っており、小さな店舗で販売していた。しかし生計が厳しく、販売を増やすには歩いて近所の美容院に行くしかなかったため、オフラインでの販売はうまくいかなかった。当初、つけまつげの月間販売数は100セットほどだった。
FLOSFIA は、京都大学からスピンオフして生まれたスタートアップ。同大学の藤田静雄研究室で生まれたコランダム構造の酸化ガリウム(Ga2O3 or GaO)を素材に採用し、〝パワー半導体〟を研究開発している。この半導体を使うことで、AC アダプタの小型化や発熱抑制、電気自動車のモーターを動かす回路の小型化や発熱抑制などが可能になる。将来は、それら以外の他分野への応用も期待される。
【中小企業庁長官賞】KM ユナイテッド 竹延幸雄氏
塗装会社の経営者三代目である竹延氏は、建設資材や建設業向けの人材育成の必要性を感じ、2013年に KM ユナイテッドを設立。職人が後進に技能伝承できるアプリ「技ログ」を開発し、建設資材の開発、塗料の B2C 販売など多角的に経営している。ノウハウを〝キーデバイス〟とすることで、熟練工でなくても未経験者・女性・外国人らが従来の職人業務に就くことを可能にした。
【中小企業庁長官賞】Global Mobility Service 中島徳至氏
フィナンシャルインクルージョン(金融包摂)を提供する Global Mobility Service は、日本に本社を置き、フィリピン、カンボジア、インドネシア、韓国で事業を展開。自動車ローンを活用できないため、全世界に20億人いると言われる自動車が欲しくても買えない人のために、現地の金融機関と共同でローンサービスを提供している。ローンの支払を滞納した場合に自動車を遠隔でロックする IoT 技術により、ローンのデフォルト率を20%から0.9%に下げることに成功。
【中小機構理事長賞】サイフューズ 秋枝静香氏
サイフューズは、九州大学病院での研究活動を事業化したスタートアップだ。 3D プリント技術により作り出した人工細胞組織を球状体にし、それを串刺しにすることで組織を実用可能な大きさにまで成長させる。従来難しいとされた大型の臓器製作が可能。血管再生、神経再生、骨軟骨再生、創薬に応用する。現在、日本やアメリカの30以上の組織と共同研究しており、世界中の医療機関や診療科に必要な臓器を届けることを目指している。
Life is Tech! は、中高生向けプログラミングキャンプを行う教育スタートアップだ。創業者の水野氏は以前、高校で物理の非常勤講師を務めたが、IT 教育を受ける機会が無いことを痛感。スタンフォード大学でキャンプ方式のプログラミング教育を視察したのを契機に同社を創業した。一般的なオンライン教育では継続率が低く、水野氏によれば5%程度なのだそうだ。同社では楽しく学習を続けられるように、ディズニーと共同でプログラミング教材「テクノロジア魔法学校」を開発し販売している。
スタークスは、クラウド型物流プラットフォーム「クラウドロジ」、LINE@ 特化カスタマーサポートツール「CScloud」を提供。労働人口が減少していく日本市場において、物流やコールセンターなど人海戦術を余儀無くされる業態の業務を効率化させるサービスの開発に注力している。クラウドロジでは AI により需要予測に基づいて倉庫を複数拠点に分散させることで、E コマース事業者の荷物発送最適化、配送コスト最適化、運送ドライバーの負荷削減などを支援する。