パリの自転車シェアリングサービス「Zoov」、シリーズAラウンドで680万米ドルを調達——欧州全域にサービスを拡大へ

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Image credit: Zoov

Withings の共同設立者 Eric Carreel 氏により設立されたパリの自転車シェアサービス「Zoov」は、VC からの資金で680万米ドルを調達した。これは、都会の人々をより引き付けると同社が期待するシステムに対してのものだ。

この投資ラウンドには Daphni、C4 Ventures、Road Ventures、BNP Paribas Développement、Banque des Territoires が参加した。

Carreel 氏は声明で次のように述べた。

持続可能な高品質のサービスを提供するためには、サービスをデータの活用によって向上できなければならないと、私たちは強く思っています。

自転車の状況と、自転車が動いている環境について、リアルタイムで信頼性あるデータを集めるためには、私たちが自社の自転車を完全に把握できることが肝心です。

電動自転車シェアの分野は競合でひしめいているが、多くのサービスは、自転車がでたらめな場所に放置され、目障りなものになるという結果に終わっている。

Zoov は2017年にCarreel 氏、Arnaud Le Rodallec 氏、Amira Haberah 氏により設立された。同社の目標は、一風変わった軽量の自転車設計、また都市への影響を減らすコンパクトな自転車スタンドによって、自転車シェアの混乱した状況に対処することだ。

Zoov の自転車スタンドは、普通の駐車場1台のスペースに20台の自転車をとめることができる。このスタンドは、スーパーのショッピングカートを収納するような仕組みになっている。1つ目の自転車が2つ目の自転車の隣にぴったりと並び、2つの目の自転車が3つ目に…と繰り返していき、そして端にある自転車を使うことができる。収納されたショッピングカートのうち一番手前のものを引き出して使うのに似ている。

同社は、スタンドを無料で使えるように設置する。利用者は、Zoov アプリと Bluetooth 接続を使って自転車のロックを解除する仕組みだ。

今回の資金調達は、5ヶ月間に渡るサクレー地区でのトライアルを経てのものだ。このトライアルでは、Zoov が200台の電動自転車を地元住民が利用できるようにした。今回調達した資金によって、今年中に新たな地域への拡大が可能になるという。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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