ロボティック義足を開発するBionicMが東京大学エッジキャピタルからシード資金獲得

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ロボティック義足を開発するBionicMは3月18日、東京大学エッジキャピタルを引受先とする資金調達を実施したことを公表している。出資額などの詳細は非公開。

同社が開発するロボティック義足は、従来の動力を持たない受動式義足が抱える課題を解決する義足。設立以前の研究段階より、「SXSW Interactive Innovation Award」を日本チームとして初めて受賞ジェームズダイソンアワードにおいて国内最優秀賞を受賞するなど、高い第三者評価を受けている。

同社の説明によると、世界の義足市場の99%以上は受動式義足であり、ロボットテクノロジーが普及する昨今において、その技術進化の恩恵が及んでいない市場だという。受動式義足は義足利用者への身体的負担が大きいだけでなく、自然な歩行動作を取れない、階段を両足交互に昇降することができないなどの制約から周囲の目が気になるという精神的負担も生んでいる。

同社は、今回の資金調達により、ロボティック義足の開発を加速させ、将来的な量産・市場導入に向けた事業基盤を強化していく。

via PR TIMES

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