ベルリンを拠点とする IOTA Foundation は、スタートアップスタジオ Nova とのパートナーシップにより、分散型台帳技術に取り組む起業家を対象としたシードファンドを設立すると発表した。 IOTA が独自に開発した分散型台帳プロトコル「Tangle」は、同財団によると標準的なブロックチェーン技術より安全でエネルギー効率にも優れている。設立者の1人はトランザクションの認証方法から Tan…
ベルリンを拠点とする IOTA Foundation は、スタートアップスタジオ Nova とのパートナーシップにより、分散型台帳技術に取り組む起業家を対象としたシードファンドを設立すると発表した。
イギリス・リヴァプールで2014年にローンチした Nova は、「cofoundary(共同設立工場 )」と自称する通り、起業家にサポートチームを派遣して製品開発や事業計画、マーケティング面での支援を行っている。これまでに設立を助けたテック系スタートアップは80社以上だ。Nova は支援開始から1年が経過した時点で50%の株式を得ることになる。
<5日15時更新> 500 Startups Japan の1号ファンドについて、LP や投資先に対するフォローアップを Coral Capital が引き継ぐのではなく、澤山氏と Riney 氏の2人が 500 Startups Japan と Coral Capital の両ファンドの GP を兼任する形となる。これに従い、一部内容を修正した。 ベンチャーキャピタリストの James Rine…
500 Startups Japan の1号ファンドについて、LP や投資先に対するフォローアップを Coral Capital が引き継ぐのではなく、澤山氏と Riney 氏の2人が 500 Startups Japan と Coral Capital の両ファンドの GP を兼任する形となる。これに従い、一部内容を修正した。
ベンチャーキャピタリストの James Riney 氏と澤山陽平氏は5日、都内で記者会見し新ファンド「Coral Capital(コーラルキャピタル)」を立ち上げると発表した。Riney 氏と澤山氏が、GP(ジェネラルパートナー)を務める。これに伴い、500 Startups Japan の日本チームは解散し、GP を含む5人のメンバーはそのまま新ファンドに移籍する。Coral Capital は 500 Startups Japan のときと同様、東京・大手町の Global Business Hub Tokyo を拠点に活動を続ける予定。
新ファンドは50億円規模で、LP には、500 Startups Japan 時代からのLP である、みずほフィナンシャルグループ、三菱地所、孫泰蔵氏、千葉功太郎氏らに加え、新生銀行、J-POWER(電源開発)らが新規投資家として名を連ねる。これまでの 500 Startups Japan の LP や投資先に対するフォローアップは、Coral Capital が引き継ぐ。これまでの500 Startups Japan の1号ファンドの LP や投資先に対しては、澤山氏や Riney 氏 が 500 Startups Japan の GP としてフォローアップを続ける。
Image credit: Masaru Ikeda
今回、500 Startups Japan の2号ファンドではなく、Coral Capital としてファンドを立ち上げた理由について、Riney 氏と澤山氏は、500 Startups がその名の通り、「世界中で数多くのスタートアップに投資する」ビジョンであるのに対し、日本では「社数を絞って集中的に投資した方が良い」方向へと環境が変化し、戦略が乖離してきたためだと説明している。