KOSKA、製造業向け原価管理自動化サービス「GenKan(ゲンカン)」をβローンチ

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GenKan
Image credit: Koska

KOSKA(コスカ)は15日、製造業向け原価管理自動化サービス「GenKan(ゲンカン)」のβ版をローンチしたことを発表した。

GenKan は、原価管理業務で手間のかかる作業となる「実績データの取得」「実際原価計算」「原価分析」を独自のアルゴリズムで自動化。今ある製造機械にセンサーやカメラをつけるか、IoT で既に取得・蓄積されているデータを利用するため、現場のオペレーションを増やさず「原価管理の全自動化」を可能にする。

GenKan の開発に当たっては、原価計算研究学会の常任理事で、曽根氏が通う一橋大学商学部の尾畑裕教授にアルゴリズム開発の支援を受けているほか、武州工業、丸和電子化学工業などの製造メーカーの協力を受け PoC を実施してきた。2019年4月にユーザ企業が10社に達する見込みがついたことを踏まえ、β版の公開を決めたとしている。

なお、KOSKA では、3月19日に一橋大学一橋講堂で開催される「第2回 IoT とコストマネジメント・シンポジウム」で、KOSKA 代表取締役の曽根健一朗氏、取締役の樋口海氏が登壇予定。GenKan のサービス詳細について発表や報告を行う予定だ。

同社は2019年1月、500 Startups Japan(当時)から3,000万円を資金調達している。

Via PR TIMES

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