東南アジアでホテルの収益を最大化するZUZU、シリーズAラウンドで370万米ドルを資金調達——Golden Gate VenturesやLINE Venturesらから

SHARE:
Zuzu 共同創業者:Dan Lynn 氏(左)と Vikram Malhi 氏(右)
Image credit: DailySocial

独立系のホテル経営者にイールドマネジメントを支援するスタートアップ ZUZU は3月19日、Wavemaker Partners がリードするシリーズ A ラウンドで370万米ドルを調達したと発表した。

他の出資企業として Golden Gate Ventures、Convergence Ventures、Alpha JWC Ventures、Access Ventures、LINE Ventures が参加した。

調達した資金はアジア全域への事業拡大に充てられるという。最近の雇用状況を見ると、同社はオーストラリアやタイをターゲットにしていると言っていいだろう。現在、すでにインドネシア、シンガポール、台湾で運営されている。

前述の通り ZUZU は、独立系のホテル経営者にイールドマネジメントをサポートする。イールドマネジメントとは消費者の行動を予め予測し、部屋代を調整することを目的とした価格戦略である。ホテルにおけるイールドマネジメントのわかりやすい例として、大きなイベント時の値上げ、空室時の値引きが挙げられる。

同社はホテル運営を管理するソフトウェアを立ち上げ、それにより収益を30%アップさせることが可能だという。

技術的なソリューションと運営の両方を提供することで、差別化を図っている。同社の目標は、ソフトウェアとソリューションの両方を受け持つことで、ホテル側がイールドマネジメントをアウトソーシングしてホスピタリティなどの事柄に専念できるようにすることである。

ZUZU の共同設立者 Dan Lynn 氏は以下のように語っている。

ZUZU は現時点で、唯一の独立系ホテル向け完全アウトソーシング型のイールドマネジメントソリューションです。顧客であるホテル事業者にただソフトウェアをサッと渡してご自身で理解してもらうということはせず、ソフトウェアと運営サービス両方を提供します。

同社によると、世界で約30万人の独立系ホテルの経営者がおり、そのうちの1万人はタイ、マレーシアとオーストラリアにはそれぞれ5,000人いるという。しかし、イールドマネジメントのソフトウェアを利用しているホテルはわずか10%に過ぎず、ZUZU はその隙間を埋めることを目指している。

ZUZU は2016年に設立。その翌年には200万米ドルの資金を獲得している。

【via e27】 @E27co

【原文】