医療XRのHoloEyes、シリーズAラウンドのフォローオンで2.5億円を調達——SBIインベストメント、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタルから

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2019.4.26

HoloEyes
Image credit: HoloEyes

医師向けの手術シミュレーションコンテンツなど、医療分野に特化した VR や MR 事業を展開するスタートアップ HoloEyes(ホロアイズ)は26日、シリーズ A ラウンドのフォローオンで2億5,000万円を調達したと発表した。今回参加した投資家は、SBI インベストメント、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル。これは同社にとって、2017年4月に Tokyo VR Startups(現在の Tokyo XR Startups)から1,000万円、2017年6月にシリーズ A ラウンドでニッセイ・キャピタルから1億5,000万円を調達したのに続くものだ。今回の調達で、HoloEyes の外部投資家からの累積調達額は4億1,000万円に達した。

この調達を受けて、HoloEyes は同社のプロダクト「HoloEyesXR(旧称:HoloEyes VR)」を医療機器として流通させる(これまでは雑品扱いだった)ための人材体制づくり、また、HoloEyesXR を使った体験が医療現場にとって全く新しいものになるため、VR や MR を使った医療現場向けの教育サービスを立ち上げるとしている。

HoloEyesXR により得られる効果
Image credit: HoloEyes

CT、MRI、X線写真などの医療診断画像は、一般的に2次元で表現されていることが多い。しかし、医師はそれらの画像をもとに頭の中で3次元の画像を組み立て、立体視した情報に基づいて診断をしたり、手術を行ったりしている。HoloEyes では、さまざまな症例を3次元の画像で提供することにより、医師や医療従事者がより直感的に理解できると考え HoloEyesXR を開発した。HoloEyesXR では患者ごとの CT データをポリゴンに変換し、VR/MR 機器を通じて、3D 空間の中で自在に閲覧することができるクラウドサービスを提供している。

HoloEyes は2016年10月、アプリ開発者の谷口直嗣氏(CEO 兼 CTO)、外科医で複数の大学で客員教授や准教授を務める杉本真樹氏(取締役 兼 COO)、AllAbout のプロデューサーや APPLIYA の COO などを務めた新城健一氏(取締役兼 CSO)らにより設立。

理解とコミュニケーションの課題
Image credit: HoloEyes

2016年12月に実施された TECH LAB PAAK 第6期デモデイで TECH LAB PAAK 賞、2017年1月に Beyond Next Ventures のアクセラレーションプラグラム「BRAVE」第1期デモデイで Amazon AWS 賞を受賞、2016年〜2017年には Tokyo VR Startups(現在の Tokyo XR Startups)第2期アクセラレーションプログラムに採択されている。

HoloEyes XR は2018年4月のローンチ以降、39の医療施設で導入、444のケースで活用されている。また、発売以前の PoC を含めると50以上の医療施設で導入、500を超えるケースで活用されている(2019年4月現在)。

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