製造や物流への投資を手がけるIDATEN Venturesは4月9日、大型・長距離ドローン向けハイブリッドエンジンを開発するエアロディベロップジャパン(以下、ADJ)へ出資したことを公表している。ADJは今回の出資を含め累計で5000万円の資金調達を実施している。また、これに伴い、IDATEN Ventures代表の足立健太氏がADJの社外取締役に就任したことも伝えている。
ADJの創業は2018年7月。大型・長距離ドローン向けに、タービンエンジンとハルバッハ磁石配列という特殊な磁石の並べ方をすることで、強力な磁界を得ることが可能になる「ハルバッハ発電機・モーター」を組み合わせたハイブリッドエンジンを開発中。
ADJは2019年中にこのハイブリッドエンジンの開発・販売を計画している。同時に、機体構造材やパラシュートシステムの開発も行い、フラッグシップドローンとして、それらを最適なバランスで組み合わせたドローンの開発も進めている。2020年と2021年にもそれぞれ新たな動力源を開発することを目指す。
via PR TIMES
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