合鍵もクラウドでシェアする時代ーーキオスク端末+アプリで鍵を複製するKeyMeが資金調達

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person handing keys
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ピックアップKeyMe raises $50 million for AI-powered kiosks that duplicate keys in seconds

ニュースサマリ:10日、ニューヨーク発のスタートアップの「KeyMe」が5000万ドルを調達したと発表している。BlackRockからデットで調達したもので、同社は鍵のデータをアプリ上で保存したり、キオスク型端末で複製を可能とするサービスを提供している。

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同社が開発するキオスク端末で、キーの3Dデータをコピーできるのが特徴。データは独自のクラウド上で保存される。また、コピーにかかる時間は30秒以下と短時間で利用可能なうえ、複製品もオーダーから3~5日で配達されるなど実用性が高い。同社は今回調達した資金を用いて、新たなキオスク設置のパートナー拡大を目指す。

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話題のポイント:キオスク端末からわずか5分足らずで鍵を複製してくれるのがKeyMeです。ただ、それでは複製してくれる相手が機械になっただけで、既存の人を介したオンデマンドサービス(Home DepotやLock Smithなど)とそこまで大きく違いはありませんでした。

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KeyMeの特筆すべき点はやはり、アプリ上で鍵のデータを簡単にシェアできる点です。

例えば出張や旅先など物理的に鍵を届けることが出来ない相手に対して、鍵のデータをアプリから送付することが可能です。複製した後の鍵の処理をどうするかは別として、Airbnbのようなバケーションレンタルのようなサービスにおける緊急措置としても使えそうです。

またVenture Beatによれば、同社の複製にかかる費用は一般的な業者より70%ほど安く、約20ドルから60ドルの間で利用可能というのもビジネス的なメリットです。

KeyMeは現在米国限定でキオスク端末を拡大中。2300の地域と46の州にて、セブンイレブンなどのコンビニエンスストアやKMartなどのスーパーマーケットにて利用可能となっています。Walmartなどには、まだ設置されていないようなのでそのあたりの拡大も今回の調達を機に進めていくのか気になるところです。

自動販売機が一般的な日本。いつ進出してきてもおかしくなさそうですね。

 

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