本稿は日本マイクロソフトが運営するスタートアップインキュベーションプログラム「Microsoft for Startups」による寄稿転載。同プログラムでは参加を希望するスタートアップを随時募集している 前回からの続き。本稿では、エンタープライズSaaSやインダストリークラウドに注目したサービスを展開するスタートアップにインタビューし、どのような生産性向上の取り組みがあるのか、その課題も含めてお伝…
本稿は日本マイクロソフトが運営するスタートアップインキュベーションプログラム「Microsoft for Startups」による寄稿転載。同プログラムでは参加を希望するスタートアップを随時募集している
Link に設置された、インターネットにつながったタブレット端末を使う人々は、備え付けられた社会サービス連絡先一覧や311アプリで月に9,000件の検索を実行しており、Intersection によると最もよく検索される語句は「仕事」、「住宅衛生」、「公的給付金」である。地図アプリでは毎月そのほぼ4倍、つまり3万6,000件の検索が行われており、頻繁に検索される語句は「Midnight Run」(ホームレス支援団体)、「食品/服の配達」、「Best Buy」(家電量販店名)、「映画館」だ。
対して、Intersection の役割は傘下のキオスクを通して芸術、文化、政治参加を促進することだ。Link のスクリーンがリアルタイムのバス到着や周りの地図を表示していないときは、諸団体、出版会社、政府機関とのコラボによる、定期的な、あるいは季節限定の、あるいは特定の時期だけのコンテンツを表示するようプログラムされている。それには AP 通信の記事やコミック、気象情報、緊急管理局からリアルタイムのアラート、また「NYC Fun Facts」や「This Day in New York」と呼び名のついた人々、場所、ものに関する地域密着型の数百の情報記事も含まれる。
市民参加的な側面では、Intersection は昨年4月にニューヨーク市議会とチームを組み、ニューヨーク市参加型予算というプロジェクトを始めた。これは、11歳の子どもでも、市が隣接地域に投じる100万米ドルの公的予算をどう使うべきかについてタブレットで投票することを可能にするものだ。(3月第5週に2年目のローンチがあった。)また、2018年11月の総選挙の前に多くのニューヨーカーが前もって投票者登録するようにと意識改革キャンペーンをローンチした。そして、LinkLocal プログラムにより、コミュニティボードの会議案内や地元の道路閉鎖などの情報を流している。このプログラムでは、小企業はニューヨーク市にある限られた Link で無料広告を打つことができる。
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 香港を拠点とする Airwallex(空中雲匯) はシリーズ C ラウンドで1億米ドルの資金を調達した。これにより企業評価額が10億米ドル以上となり、ユニコーンクラブの仲間入りを果た…
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。
香港を拠点とする Airwallex(空中雲匯) はシリーズ C ラウンドで1億米ドルの資金を調達した。これにより企業評価額が10億米ドル以上となり、ユニコーンクラブの仲間入りを果たした。
さらに、香港の金融サービス大手 Bank of East Asia(東亜銀行)と Sequoia Capital と提携し、香港のバーチャルバンキングライセンスを申請している。
同社によると今回の投資ラウンドで、調達した額は合計で2億200万米ドルとなった。2017年5月に行われたシリーズ A ラウンドと初期の資金調達を合わせて、Mastercard、Sequoia、Tencent から2,200万米ドルを獲得。Tencent と Sequoia がリードした2018年7月のシリーズ B ラウンドでは、8,000万米ドルを確保した。
東京のスタートアップ・インキュベータ Open Network Lab は11日、Seed Accelerator Program 第18期のスタートアップを披露するデモデイを開催した。このバッチには、日本の内外から合計91チーム(うち15%が海外)のエントリがあったが、中から7チームが選抜され3ヶ月間にわたってメンタリングや支援を受けることとなった。 なお、7チームのうち、ステルスや要追加検証な…
東京のスタートアップ・インキュベータ Open Network Lab は11日、Seed Accelerator Program 第18期のスタートアップを披露するデモデイを開催した。このバッチには、日本の内外から合計91チーム(うち15%が海外)のエントリがあったが、中から7チームが選抜され3ヶ月間にわたってメンタリングや支援を受けることとなった。
HIX はモバイルアプリと専用のマイクロスコープで構成され、撮影した髪の毛や頭皮の画像をもとに問診を受けることができる。画像をもとに AI が分析を行い、髪や頭皮の状態を客観的な情報で評価できるのが特徴。さらに、医師が開発したアルゴリズムにより、具体的な対策も提示する。市販医薬品の販売、医療機関への送客、メーカーへのデータ販売などでマネタイズを計画。
Open Network Lab プログラムディレクターの佐藤直紀氏によれば、今回の第18期の修了を受け、Open Network Lab は通算で104組のスタートアップを輩出したことになる。また、前回第17期までの輩出スタートアップのイグジット率は10.9% に達しているとのことだ。
E コマースが持つ「購入前に試せない」という弱点を克服すべく、同社では今後、MEDULLA が体験できる提携サロンに頭皮環境計測システムを導入、MEDULLA アンバサダーとして顧客とのタッチポイントとなるサロンの美容師を現在の43人から年内に5,000 人以上にまで増やす計画だ。また、pop-up store として、4月12日〜4月24日にマルイシティ横浜で、5月24日にマルイシティ有楽町にショールーム体験型店舗が開設される。このうち、マルイシティ横浜については、レジ精算不要のユーザ体験が提供される。
今回のイベントは、Sparty が2018年10月に開催された「B Dash Camp Fall 2018 in 福岡」の Pitch Arena で、LEXUS 賞の副賞として獲得した、LEXUS 支援によるイベント主催権を行使したもの。「D2C Brand Showcase 2019SS」と題されたこのイベントには、Sparty をはじめ、D2C(Direct to Consumer)ブランドを展開するスタートアップ10社が一堂に会しピッチを行なった。会場には投資家やメディアが招かれたが、一般的なスタートアップイベントとは参加者のクラスタが少々異なり、ファッション・コスメ・グルメ関連の関係者も多かったようだ。
イベントでは、前出のサティス製薬に製造依頼しスキンケアブランド「ユアンジュ」を展開するモテクリエイターのゆうこす(菅本裕子)氏、The Breakthrough Company GO の PR/Creative Director 三浦崇宏氏、サティス製薬代表の山崎智士氏らが登壇し、パネルディスカッションも展開された。典型的な通販との大きな違いとして、D2C は製品が企画段階から出来上がっていくまでの工程を SNS などを使ってユーザに見せたり、商品考案の過程にユーザを巻き込んで〝体験を生み出す共犯者〟にしたりするなど、新たな波になりつつあることが紹介された。