eiiconでは6月4日に開催するカンファレンス「Japan Open Innovation Fes 2019」を前に、現在取り組みを進めているスタートアップにオープンイノベーションの現場を聞くインタビューを実施しています。新規事業の窓口探しから意思決定フローの確認、カルチャーギャップの考え方など、次にこの取り組みを考える大企業、スタートアップ双方のお役に立てれば幸いです。
本稿は日本マイクロソフトが運営するスタートアップインキュベーションプログラム「Microsoft for Startups」による寄稿転載。同プログラムでは参加を希望するスタートアップを随時募集している 前回からの続き。本稿では、エンタープライズSaaSやインダストリークラウドに注目したサービスを展開するスタートアップにインタビューし、どのような生産性向上の取り組みがあるのか、その課題も含めてお伝…
本稿は日本マイクロソフトが運営するスタートアップインキュベーションプログラム「Microsoft for Startups」による寄稿転載。同プログラムでは参加を希望するスタートアップを随時募集している
Link に設置された、インターネットにつながったタブレット端末を使う人々は、備え付けられた社会サービス連絡先一覧や311アプリで月に9,000件の検索を実行しており、Intersection によると最もよく検索される語句は「仕事」、「住宅衛生」、「公的給付金」である。地図アプリでは毎月そのほぼ4倍、つまり3万6,000件の検索が行われており、頻繁に検索される語句は「Midnight Run」(ホームレス支援団体)、「食品/服の配達」、「Best Buy」(家電量販店名)、「映画館」だ。
対して、Intersection の役割は傘下のキオスクを通して芸術、文化、政治参加を促進することだ。Link のスクリーンがリアルタイムのバス到着や周りの地図を表示していないときは、諸団体、出版会社、政府機関とのコラボによる、定期的な、あるいは季節限定の、あるいは特定の時期だけのコンテンツを表示するようプログラムされている。それには AP 通信の記事やコミック、気象情報、緊急管理局からリアルタイムのアラート、また「NYC Fun Facts」や「This Day in New York」と呼び名のついた人々、場所、ものに関する地域密着型の数百の情報記事も含まれる。
市民参加的な側面では、Intersection は昨年4月にニューヨーク市議会とチームを組み、ニューヨーク市参加型予算というプロジェクトを始めた。これは、11歳の子どもでも、市が隣接地域に投じる100万米ドルの公的予算をどう使うべきかについてタブレットで投票することを可能にするものだ。(3月第5週に2年目のローンチがあった。)また、2018年11月の総選挙の前に多くのニューヨーカーが前もって投票者登録するようにと意識改革キャンペーンをローンチした。そして、LinkLocal プログラムにより、コミュニティボードの会議案内や地元の道路閉鎖などの情報を流している。このプログラムでは、小企業はニューヨーク市にある限られた Link で無料広告を打つことができる。
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。 香港を拠点とする Airwallex(空中雲匯) はシリーズ C ラウンドで1億米ドルの資金を調達した。これにより企業評価額が10億米ドル以上となり、ユニコーンクラブの仲間入りを果た…
Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから。
香港を拠点とする Airwallex(空中雲匯) はシリーズ C ラウンドで1億米ドルの資金を調達した。これにより企業評価額が10億米ドル以上となり、ユニコーンクラブの仲間入りを果たした。
さらに、香港の金融サービス大手 Bank of East Asia(東亜銀行)と Sequoia Capital と提携し、香港のバーチャルバンキングライセンスを申請している。
同社によると今回の投資ラウンドで、調達した額は合計で2億200万米ドルとなった。2017年5月に行われたシリーズ A ラウンドと初期の資金調達を合わせて、Mastercard、Sequoia、Tencent から2,200万米ドルを獲得。Tencent と Sequoia がリードした2018年7月のシリーズ B ラウンドでは、8,000万米ドルを確保した。