医師向けの手術シミュレーションコンテンツなど、医療分野に特化した VR や MR 事業を展開するスタートアップ HoloEyes(ホロアイズ)は26日、シリーズ A ラウンドのフォローオンで2億5,000万円を調達したと発表した。今回参加した投資家は、SBI インベストメント、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル。これは同社にとって、2017年4月に Tokyo VR Startups(現在の …
HoloEyes Image credit: HoloEyes
医師向けの手術シミュレーションコンテンツなど、医療分野に特化した VR や MR 事業を展開するスタートアップ HoloEyes(ホロアイズ)は26日、シリーズ A ラウンドのフォローオンで2億5,000万円を調達したと発表した。今回参加した投資家は、SBI インベストメント、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル。これは同社にとって、2017年4月に Tokyo VR Startups(現在の Tokyo XR Startups)から1,000万円、2017年6月にシリーズ A ラウンドでニッセイ・キャピタルから1億5,000万円を調達したのに続くものだ。今回の調達で、HoloEyes の外部投資家からの累積調達額は4億1,000万円に達した。
ブロックチェーン専門のベンチャーファンドが増加してきている。Proof of Capital は17日、透明性が高く安全な分散型技術を活用した、仮想通貨やその他技術革新を支えるブロックチェーンテクノロジーに投資するため、5,000万米ドル規模の VC ファンドを立ち上げたと発表した。 このファンドのミッションは、すべての人が属するインターネットエコシステムを構築し、ブロックチェーン技術が世界規模で…
Proof of Capital
ブロックチェーン専門のベンチャーファンドが増加してきている。Proof of Capital は17日、透明性が高く安全な分散型技術を活用した、仮想通貨やその他技術革新を支えるブロックチェーンテクノロジーに投資するため、5,000万米ドル規模の VC ファンドを立ち上げたと発表した。
Proof of Capital は、Phil Chen 氏(HTC Vive の VR ヘッドセット開発者の1人で、Horizons Ventures の元パートナー。現在は HTC Exodus に在籍)によって共同設立された。共同設立者には、以前 Greylock Partners に在籍していた Chris McCann 氏、500 Startups の顧問である Edith Yeung 氏がいる。
Proof of Capital の共同創業者 Edith Yeung 氏 Image credit: Proof of Capital
Chen 氏は声明で次のように述べている。
Web 3.0のアーキテクチャとセキュリティは、HTC Exodusが主導的な役割を担いつつ、ハードウェアとソフトウェア両方のビルダー間で緊密に連携することが必要です。まずはモバイル端末の中にある Secure Enclave から始めます。
Proof of Capital はこの新しいインターネットの標準規格とインタラクションを定め、弊社の投資先企業にモバイルおよびハードウェアのノウハウを提供できるよう、HTC と密接に協力していきます。ブロックチェーンはコンピューティングを見直し、信頼、プライバシー、セキュリティ、アイデンティティに基づく新たなフレームワークを作り上げます。
Proof of Capital の共同創業者 Phil Chen 氏 Image credit: Proof of Capital
Proof of Capital は今後「フィンテック(決済、送金、管理、ウォレット)、インフラ(セキュリティ、識別)、ハードウェア、またはブロックチェーンのエコシステムの顧客層を重視した、既存市場を変革するような企業を立ち上げる優秀な設立者、および大きな視野を持つ人に投資・提携をしていきたい」と語っている。
同ファンドは様々な管轄区域に拠点を持つチームに、国を問わず投資を行っていく。
Proof of Capital にとって初めての投資先は、金融業界におけるプロダクト、サービス、福利厚生のブロックチェーンエコシステムを主流顧客につなげる中南米拠点のブロックチェーンプラットフォーム Ubanx である。Ubanx は扱いやすく、安全で、障害のない、コンプライアンスに準拠したサービスを確保することを目的としている。
シンガポールを拠点とする、金融サービス、コンサルティング、テクノロジー事業グループの Golden Equator(金道)は、アジア太平洋および中東のエンジェル投資家から1,800万米ドルを調達したと発表した。 これは Golden Equator が受ける初の投資であり、ミスルトウの創業者で有名起業家・投資家の孫泰蔵氏がリードインベスターを務めた。他のエンジェル投資家には、日本、韓国、UAE(ア…
左から:Shirley Crystal Chua 氏、孫泰蔵氏 Image credit: Golden Equator(金道)
シンガポールを拠点とする、金融サービス、コンサルティング、テクノロジー事業グループの Golden Equator(金道)は、アジア太平洋および中東のエンジェル投資家から1,800万米ドルを調達したと発表した。
これは Golden Equator が受ける初の投資であり、ミスルトウの創業者で有名起業家・投資家の孫泰蔵氏がリードインベスターを務めた。他のエンジェル投資家には、日本、韓国、UAE(アラブ首長国連邦)、カタール、インドネシア、ブルネイ、台湾、シンガポールの、王族、多国籍企業の会長、政府系ウェルスファンドの経営幹部、学術界のメンバーらがいる。
調達した資金は、東南アジア地域のイノベーションエコシステム構築に用いられるほか、エコシステムビルダーである Golden Equator がシンガポールを拠点としながら、アジア太平洋や中東地域にビジネス展開を拡大することも可能にするだろう。
Golden Equator の創業者でグループ CEO の Shirley Crystal Chua 氏は、次のように述べている。
Golden Equator は現在、10市場をカバーし12カ国の顧客にサービスを提供。完全子会社には、ファンド管理会社の Golden Equator Capital(金道資本)、マルチファミリーオフィスの Golden Equator Wealth、個人金融管理プラットフォーム向けフィンテックの Asia Finance、デジタルおよびテクノロジー特化コンサルティング部門の Golden Equator Consulting、ワークスペースの SPECTRUM がある。
京都を拠点とするバイオームは、生物情報可視化システムを提供しているスタートアップだ。同社は26日、iOS と Android 向けに、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」の正式版をローンチした。iTunes Store および Google Play からダウンロードできる。 Biome は日本国内のほぼ全種(6万3635種)の動植物を収録したいきものコレクションアプリ。最新の生…
京都を拠点とするバイオームは、生物情報可視化システムを提供しているスタートアップだ。同社は26日、iOS と Android 向けに、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」の正式版をローンチした。iTunes Store および Google Play からダウンロードできる。
Biome は日本国内のほぼ全種(6万3635種)の動植物を収録したいきものコレクションアプリ。最新の生物名前判定 AI を備え、図鑑・地図・SNS・クエストなどの機能を備えている。スマートフォンで写真を撮影すると、撮影場所や時期、写真に写ったいきものの形状などをもとに、動植物のデータの中から確率の高い種の候補を瞬時に表示する。投稿された写真は自動的に「いきもの図鑑」に登録、その情報は研究機関や行政機関などに提供され、環境保全に活用される予定。また、投稿されたいきもののレア度に応じて、ユーザがポイントを獲得できるゲーミフィケーションの機能も持つ。