「Square請求書」に、スタンドアロンのモバイルアプリが登場

by Paul Sawers Paul Sawers on 2019.4.3

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Square 請求書の専用アプリ

Square と言えば、おそらく、小売店が店舗内で携帯端末を使ったカード決済を簡単にできるアプリを提供していることでよく知られている企業だろう。しかしサンフランシスコを本拠とする同社は、複数の関連サービスを提供して小規模ビジネスの持つ大きな機会を追求している。

その1つが「Square 請求書」である。これは2014年にローンチされたサービスで、小売店がカスタマイズされた請求書を発送し、顧客から代金を回収できるものだ。Square 請求書の利用に際して月額利用料は発生しないが、同社が1回払決済や複数回払決済をサポートし、その業務処理によって収益をあげているのは言うまでもない。

このサービスはデスクトップパソコンのほか、 メインの「Square Point of Sale」アプリを経由して携帯端末で利用されていた。それがいま、Android および iOS 用の最新スタンドアロンモバイルアプリの登場でその住み家を与えられた。同アプリはこの数ヶ月間、ベータ版として利用されていたが、すでにゴールデンタイム進出の準備はできている。Square はフルローンチの機会を活用して、5年前のリリース以降、Square 請求書 がこれまでに130億米ドル以上を決済してきたことを明らかにした。

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モバイル用 Square 請求書

このローンチが示唆しているのは次の2点である。まず1つ目に、Square は、同社の幅広いサービスのエコシステムが事業の中でますます必要不可欠になっているとみている。2つ目に、ビジネスオーナーはどこにいてもサービスにアクセスしたい意向があるということを同社は把握している。

同社セラー部門を率いる Alyssa Henry 氏はこのように述べている。

仕事の方法が変化しています。誰もがオフィスで働いているわけではなく、中小企業は外出先での請求処理など中心的なプロセスを柔軟にこなす必要があります。Square 請求書のアプリを使えば、中小企業のオーナーは遠隔で支払を受けられるほか、自己資金に迅速かつ安全にアクセスできます。

Square 請求書 はこれまで同様に Square POS アプリでも利用できる。しかし主に請求書で支払をしていた販売者は、シンプルなナビゲーションが付き、途中で迷うことのない専用アプリがあればありがたく思うだろう。実際、Square 請求書のアプリでは、Estimates などこれまではデスクトップパソコンでの体験に限定されていた複数のツールが提供される予定で、写真家や造園家といったサービス業者は料金を設定し、今後の仕事を確認できる。

以上は、Square が小売店の活動領域に一層リーチできるようにする動きとしては最新のものである。同社は3月第4週、「Square Online Store」と「Square for Retail」というオムニチャネルの小売店向け2製品を刷新すると発表した。最近買収したウェブサイト構築サービス Weebly を活用するという。

最新の Square 請求書のアプリは3月26日より、サービスを展開しているアメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、イギリスのすべての市場で利用できる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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