ツイキャスが6.5億円調達、昨年の配信ユーザーへの支払総額は1億円以上に

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ライブ配信サービス「ツイキャス」を運営するモイは4月10日、グローバルブレイン、KDDI Open Innovation Fund(グローバルブレインが運営)、SBI AI&Blockchainファンドを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。増資による調達額は6億5000万円で、これまでのモイの累計調達額は13億4000万円になる。

ツイキャスはスマホで生放送ができるライブ配信サービスの先駆けとして2010年2月に公開された。10代から20代の若年層ユーザー支持を集め、現在、登録ユーザー数は2500万人に到達している。また、昨年8月にはユーザーが配信を通じて収益化できる仕組み「ツイキャス・マネタイズ」での支払総額が1億円を突破したことも伝えている。

今回の調達で同社はツイキャス事業に加え、新規サービスの開発などにも取り組む。具体的にはシステム開発、サービス運営の人員体制を強化するとしている。

追記:モイ代表取締役の赤松陽介氏に新たな資金調達について聞いたところ、昨年開始した収益還元の仕組みがヒットしたとのことだった。

「配信サービスの老舗としてまだまだ頑張ってまして、昨年に収益還元=配信者への支払いを始めたところでまた一段加速しまして。配信系の市場に対してしっかりブランディングとマーケティングするために資金を厚くしておこうということで調達しました」(赤松氏)。

 

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