アジア各国でサービス停止中のオンデマンド食料品デリバリHonestbee、韓国LG創業者の孫Brian Koo(具本雄)氏が暫定CEOに就任

by e27 e27 on 2019.5.3

Honestbee

【2日17時(シンガポール時間)更新】

2日午後、Straits Times は Brian Koo(韓国名:구본웅、具本雄)氏が暫定 CEO 兼会長に就任したと報道した。Brian Koo 氏は、韓国のテック大手 LG 創業者の孫である(編注:昨年明らかになった Honestbee の資金調達で深く関与していた LS Group は、Koo 氏の現在のファミリービジネスの韓国財閥である)。

この報道は Sng 氏が社員に向け送信したメールを基にしており、メールでは Sng 氏の辞任が発表・確認されている。しかし、Sng 氏は辞任に至る厳密な時系列をは明らかにしていない。

このメールで、Sng 氏は CFO に Roger Koh 氏、COO に Victor Chow 氏、CTO に Jonathan Low 氏、スタッフチーフに Varian Lim 氏を指名している。

TechCrunch の報道によると、荒波に揉まれるオンライン食料品デリバリスタートアップ Honestbee は、CEO の Joel Sng 氏を解雇したようだ。Sng 氏が去ったことで、同社に残る共同創業者は Jonathan Low 氏のみとなる。Low 氏は技術部に所属している。Sng 氏を誰が引き継ぐのかは明らかになっていない。

Honestbee で少し奇妙だったのは、Joel Sng 氏が Honestbee に数年前から1,500万米ドルの投資をリードした Formation8 のパートナーでもあったことだ。Sng 氏は Honestbee がフィリピン、インドネシア、香港での事業をシャットダウンするという危機の渦中において、現場を追放されたことになる。同社はまた、タイの食料品デリバリサービスも停止している。

Honestbee は同社スタッフの約10%を解雇する計画で、Grab による買収を模索していると報道された。Honestbee はこの数週間で、Grab、Go-Jek などと買収に関する議論を交わしている。

Image credit: Honestbee

Honestbee は資金調達に問題はなく、過去3年間で4,600万米ドルを調達している。しかし、TechCrunch によれば、毎月650万米ドルに上る同社のバーンレートが、今週になってついに山場に達したようだ。同社は今年を乗り切るべく、それに十分な資金調達に奔走しているとみられる。

Honestbee の未来は、オフラインスーパーマーケット、すなわち、オフライン食料品店の体験に技術を取り入れた未来型店舗だ。TechCrunch は以前、Honestbee がサプライヤーへの支払に苦しみ、社員への給与支払が遅延したことがあると報じている。また同記事は、同社の経営陣が退社しつつあるとも報じていた。

Honestbee は同社が現在抱える問題点について一般的な声明を出したが、同社の未来についてのメディアの質問には、ほとんどコメントを断ってきた。

【via e27】 @E27co

【原文】

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