シェアで無駄な傘をなくす「アイカサ」、JR東日本スタートアップらと資本業務提携ーー駅での実証実験開始へ

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傘シェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Groupは6月12日、JR東日本スタートアップ、三井住友海上キャピタルを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は3000万円で出資の比率など詳細は非公開。

また、JR東日本スタートアップとは資本業務提携契約を締結し、6月12日より上野駅、御徒町駅での傘シェアリングの実証実験を開始している。同時に、JR東日本スタートアッププログラム2018の採択企業であるTBMと協業し、再生可能素材「LIMEX」を使った連携も実施する。JR東日本グループではこの連携を通じて、鉄道会社としての新しいシェアリングサービスを生み出していくとしている。

「アイカサ」は昨年12月にサービス開始した傘のシェアリングサービス。月額420円を支払えば、登録しているユーザーはいつでもアイカサを借りて利用することができ、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができる。現在は、渋谷・上野などの都内と福岡市あわせて220箇所にスポットを用意している。登録ユーザー数は2万人を突破した。

今後は駅や駅前などより利便性の高い場所への設置を推進する。また、アイカサの提携店舗とユーザー間のO2O導線構築などの企画も検討している。

via PR TIMES

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