決済代行サービス「paymo biz」が終了へーー2020年3月末のサービス終了に向け、6月4日から順次機能を停止へ【追記あり】

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決済代行事業などを手がけるAnyPayは6月4日、決済代行サービス「paymo biz」の終了を公表している。サービス停止の日程は2020年3月31日で、2019年6月4日より順次提供している機能の停止を開始する。最初のステップとして今日、15時から6月4日以降に会員登録された会員の商品作成・販売の停止が開始される。以降の主なスケジュールは次の通り。

2019年7月1日 15:00
– 全会員の商品作成・編集・販売の停止
– 新規会員登録の停止

2019年8月28日 15:00
– すべての月額課金形式の商品の決済の停止

2019年9月25日 9:00
– スピード振込の受付停止

2020年3月23日 15:00
– 最終の自動振込

2020年3月31日 15:00
– サービス終了

なお、サービス終了後以降の残高の引き出しについては改めて案内するとしている。

AnyPayは昨年11月にわりかんアプリ「paymo」の終了を発表しており、その際にはpaymo bizについて継続の意向を表明していた。また、新規事業として昨年12月には電動キックボードのシェアサービス「mobby」を開始している。

本件について本誌はAnyPayに利用店舗への通知状況などコメントを求めているので届き次第追記する。

6月4日18時・追記補足:以下、コメントが届いたので追記します。太字の質問は全て筆者です。回答は同社広報担当から。

サービス停止の理由は

今回、サービスを取り巻く市場環境や今後の事業展開を踏まえた結果、サービスを終了させていただくこととなりました。

利用ユーザーへの通知状況を知りたい

利用ユーザーさまに対しては、メール、サービス内でのお知らせ、SNSなどで告知をしています。ユーザーさまにはこれからメールでのご案内を重ねてすることで、サービス終了の告知をしていく予定です。また、継続して販売をしたいユーザーさまには、他社サービスの紹介ページも作成しております。

わりかんアプリ「paymo」に続いて事業者向けの決済代行サービスも終了する。今後、AnyPayはどのような事業を展開するのか

AnyPayは、グループ会社を通じて、シェアモビリティ事業、ブロックチェーン関連事業などを展開しております。昨年にはHarbourfront Capitalを設立し、既にインドのカーシェアプラットフォームに対する車両の供給を開始しています。今後もグループ会社全体で多角的な新規事業の検討をして行く予定です。

ありがとうございました。

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