Have a Good Cashless.【ゲスト寄稿】

本稿は、フランス・パリを拠点に世界各地のスタートアップへの投資を行っているベンチャー・キャピタリスト Mark Bivens によるものだ。フランスのスタートアップ・ブログ Rude Baguette への寄稿を、同ブログおよび著者 Mark Bivens からの許諾を得て、翻訳転載した。(過去の寄稿

The Bridge has reproduced this from its original post on Rude Baguette under the approval from the blog and the story’s author Mark Bivens.


Image credit: Masaharu Nozawa / 123RF

Have a good cashless. —— 私が使う銀行の一つ(訳注:正確には、三井住友カード)が、顧客のキャッシュレス採用を高めようとする魅力的なスローガンだ。言葉遣いが少しぎこちないとはいえ、我々がアメリカでよく耳にする「現金廃止論」よりも、優れたスローガンだと申し上げたい。

事実、日本におけるキャッシュレス推進は国をあげたものとなっており、2020年のオリンピックに向けた、実体のある政府奨励策を伴ったものとなっている。しかし、キャッシュレスが実現するまでの道のりは長い(以下のグラフィックを参照)。

日本ほど技術が進歩した社会でさえ、現金は依然として優勢な取引媒体だ。多くの事業者は、現金以外のものは受け付けない。非常に多くの現金を必要とした、ある巨額に及んだ取引のときのことを私は忘れないだろう。案件のクローズのために弁護士事務所の会議室に私は座っていると、アシスタントたちがお札を数える機械を持ってきた。映画の中で、違法薬物や武器の取引が行われる時のような気がした。

以下に示したのは、キャッシュレス採用について、日本の位置付けを他国と比較して示した Rude VC のインフォグラフィックだ。このクリエイティブを用意してくれた Clarisse に謝意を表したい。今後の寄稿では、投資家の目と消費者の目の両方から、私の注意を引いたキャッシュレス製品について取り上げたい。

それまでどうぞ、Have a good cashless.

キャッシュレス採用率。左から:韓国、スウェーデン、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ、日本、南ヨーロッパ(クリックして拡大) 
Image credit: Rude VC
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