VRクラウドサービス提供のスペースリー、シリーズAラウンドで総額4億円を調達——DNX Ventures、アーキタイプV、DBJキャピタルから

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Image credit: Spacely

360度 VR の編集、配信ツール「スペースリー(Spacely)」を提供するスペースリーは3日、DNX Ventures、アーキタイプベンチャーズ、DBJ キャピタルからシリーズ A ラウンドで総額4億円を調達したことを明らかにした。これは同社にとって、2018年4月に実施したシードラウンドに続くものだ。シリーズ A ラウンド参加の3社はいずれも、シードラウンドからのフォローオンとなる(DNX Ventures は当時、Draper Nexus Venture Partners)。 累積調達額は約5億円となる。

スペースリーは今回の調達と合わせ、人工知能学会編集委員会副委員長で、LIFULL(東証:2120)AI戦略室主席研究員の清田陽司氏が技術顧問に就任したことも明らかにした。

スペースリーは2016年11月、360度 VR コンテンツを直感的な操作で制作できるクラウドベースのツールにローンチ。利用事業者アカウント数は2000を超え、営業マーケティング目的で利用される不動産分野においては継続率98.5%を達成している。VR の編集・制作ツールに加え、この分野のニーズに合わせて、遠隔接客機能や VR グラスの「カセット」などを提供しているのも特徴だ。

今年4月からは、飲食分野ですかいらーくホールディングスのレストランチェーン「ガスト」で、製造業分野で大同メタル工業と、それぞれ VR を使った研修の実証事業を展開している

via PR TIMES

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