観たい映画や行きたい展覧会に、興味が共通するユーザと一緒に行けるアプリ「Cinemally(シネマリー)」がβローンチ

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「ENTX(エンタエックス)」の第1期 デモデイでピッチする Standbyme の奥野圭祐氏
Image credit: Masaru Ikeda

Standbyme は20日、観たい映画や行きたい展覧会が共通するユーザと一緒に行けるサービス「Cinemally(シネマリー)」のβ版をローンチした。iOS でのみアプリは公開されており、追って Android アプリも公開される予定。

Cinemally では、運営がキュレーションした映画や展覧会情報を一覧化。ユーザは観たい映画や行きたい展覧会をブックマークすることで、一緒に行きたいと考える他ユーザを募ることができる。「一緒に観に行く人がいない」「誘われたいが、きっかけがない」といったミレニアルのペインを解決する。

Standbyme の創業者で Cinemally を開発する奥野圭祐氏は、以前、アカツキやココナラで UI デザイナーをしていたキャリアを持つ。一般的な SNS では、ソーシャルグラフが繋がり過ぎて、意見を表明しても周りに共感してもらえないと感じる人が増加、共通の関心事で想いを分かち合えるクローズドな空間が必要との考えから Cinemally の開発に至った。

Cinemally
Image credit: Standbyme

Snapchat のような ephemeral な要素も取り入れられていて、映画や展覧会へのブックマークは48時間で自動解除されるようになっている。放置しておくと情報が無くなってしまうわけで、ユーザの焦燥感を煽り頻繁なアプリの利用を促す効果もある。また、一緒に行くのを募集した映画や展覧会情報のページは、その URL を Twitter などで共有できるため、ソーシャル募集サービス「bosyu」に似て、CPA を低く抑えられる効果も期待できる。

同社では、中長期的には「イベント情報の NewsPicks」的位置付けを目指すとしている。映画会社などに「ブランドコンテンツ」を出稿してもらい、そこから映画館やプレイガイドに送客することでマネタイズしたい考えだ。将来はグループ機能なども実装し、共通の映画や展覧会に関心を示したユーザを集め、オフ会を主催するようなことも可能になるだろう。

Cinemally は昨年、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)のアクセラレーションプログラム「ENTX(エンタエックス)」の第1期から輩出された。デモデイでの発表当初は「誘われ待ち市場」を作ることを目標としていたが、「趣味垢」が集まる Twitter を中心にユーザインタビューを取った結果、趣味で繋がれる場が欲しいという声が多かったことから、ユーザ体験を共有できる市場を作ることにしたそうだ。

Standnbyme では現在、Cinemally 開発のためのクラウドファンディングを CAMPFIRE で展開しており、募集終了まで1ヶ月以上を残して目標金額以上の調達に成功している。

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