消防設備点検業務プラットフォーム運営のスマテン、「生活救急車」展開のジャパンベストレスキューシステムからシード資金を調達

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建物の消防設備点検業務に特化したプラットフォーム「スマテン」を運営するスマテンは5日、「水の生活救急車」「カギの生活救急車」などで知られるジャパンベストレスキューシステム(東証:2453)から、シードラウンドで資金調達を実施したと発表した。調達金額は明らかになっていない。

スマテンは2018年4月の創業。不動産管理会社、介護施設や宿泊施設などの不動産管理者、消防設備事業者などに消防設備点検業務を一括管理できる SaaS を提供している。同社では今回の資金調達を受けて、現在、主に関東・東海地域で展開するセールス活動をさらに拡大するため、開発・運営体制の強化を図る予定。

一般的に建物のオーナーが消防設備の点検をする際は、点検業者を探し、電話やメールでの見積の問い合わせや報告書の管理、各建物の点検日の管理など面倒な管理・依頼作業が発生する。一方で、点検業者側も現場で作業をした後オフィスに戻ってから報告書を作成するなど、アナログなままの作業が多く業界全体で非効率な状況にある。

スマテンでは、消防点検を依頼したい不動産管理会社や不動産管理者と、消防設備事業者や消防点検士とのマッチングサービスを提供。仲介業者を介さないことで、不動産管理者にとっては点検コストの大幅な圧縮が可能になる。消防点検士にとっては、スマテンが提供するモバイルアプリ「スマテン」( iOS / Android )を使うことで、案件の受注・点検報告書の作成が現場で可能になり作業が効率化される。

via PR TIMES

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