ママリ創業の大湯・島田氏が取締役を退任ーー廃業危機からの復活、KDDIグループ入りを経験

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2019.6.7

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写真左から大湯氏、北吉氏、田村氏、島田氏

KDDIグループで家族情報メディア・Q&Aアプリ「ママリ」を運営するコネヒトは6月7日、経営体制の一新を発表した。創業者で代表取締役を務める大湯俊介氏と取締役でCTOを務めた島田達朗氏は退任し、新代表として代表取締役社長に北吉竜也氏、取締役に田村優氏が就任する。大湯氏と島田氏は顧問として経営のサポートにあたる。

また、運営するコネヒトが3月29日付けでKDDIの直接子会社になっていることもブログで明かしている。

コネヒトの創業は2012年1月、シードアクセラレーターのMOVIDA JAPANに参加し、創業当時はポートフォリオサービス「Creatty」を運営していた。

しかしサービスの成長が思ったようにならず、2014年からママリの前身となる健康情報サイトを手がけ、その中のヒット記事からヒントを得て、出産や子育てなどのハウツーをまとめた情報サイト「ママリ」と、ユーザーによるQ&Aアプリの「ママリQ」を立ち上げた。

2015年3月にはB Dash Venturesとプライマルキャピタルから1.5億円の資金調達に成功し、その後の事業成長に繋げることに成功する。KDDIグループ入りを果たしたのはそこからわずか一年後、2016年6月のことだった。

<参考記事>

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コネヒト代表取締役を退任すると発表した大湯俊介氏(著者撮影:2016年6月)

大湯氏はKDDIグループでの事業推進を手がけつつ、後進となるスタートアップ起業家の支援や育成などにも力を入れていた。彼は今後のことについて未定としつつ、ブログでこう綴っている。

進退については、正直に申し上げて何一つ決まっていない。

ここ半年ほど、暦の休みを利用して海外に足を伸ばす機会を作ってはいたもののコネヒトが生活の中心にあったので、何を見ても「この会社にどう活かせるか」ばかりを考えていた。
それができる対象がある幸せを感じつつ、これからはコネヒト以外のことも考える時間をとりたいと思っている。その途上で出会ったモノや人からの刺激を受け、自ずと次の10年, 20年のテーマが決まるのかなと思う。

より桁の大きな数の人を支えられるような、自分らしいチャレンジをしていきたい。

追記:島田氏もブログを公開しており、大湯氏同様、今後は未定としている。

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